2023.06.13

マジック、MJ、レブロンに次ぐ史上4人目の快挙…マレーがファイナル平均20得点10アシスト超の大暴れ

NBAファイナルの歴史に名を残したナゲッツのマレー [写真]=Getty Images
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 2022-23シーズンのNBAファイナルを制したデンバー・ナゲッツジャマール・マレーが、史上4人目の快挙を成し遂げた。

 3勝1敗で王手をかけていたナゲッツは、日本時間6月13日(現地時間同12日)に行われた第5戦で、マイアミ・ヒートを94-89で制し、クラブ史上初となるファイナル優勝を果たした。

 シリーズMVPにはニコラ・ヨキッチが選出されたが、チーム最長の5試合平均42.4分ものプレータイムを記録したマレーの奮闘も光った。第5戦はシリーズ最少の14得点8アシストだったものの、第3戦では34得点10リバウンド10アシストのトリプルダブルをマークするなど、5試合平均21.4得点10.0アシストの大活躍でチームを頂点へと導いた。

「NBA.com/Stats」によると、NBAファイナルのシリーズ平均20得点10アシスト以上を同時に記録する選手が誕生したのは、2018年のレブロン・ジェームズ(※2017年にも達成)以来、5シーズンぶり6度目とのこと。

 過去に達成した選手を振り返ると、マジック・ジョンソン(1987年、1988年)、マイケル・ジョーダン(1991年)と、錚々たるレジェンドが名を連ねており、マレーはNBAファイナル史上4人目の達成者として歴史に名を刻むことになった。

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