2023.09.03

レブロンやカリー、KDなど…今季NBAで期待されるスター選手たちの偉大な記録・節目集

キャリア21年目を迎えるレブロン[写真]=Getty Images
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 9月2日(現地時間1日、日付は以下同)。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』は、2023-24レギュラーシーズンで期待される記録更新あるいは節目を迎えるスタッツについて報じた。

 今シーズンの開幕は10月25日のため、約2カ月も先のことではあるのだが、リーグを代表するスーパースターたちがその偉業を祝福される日が訪れようとしているだけに、いくつかセレクトしていきたい。
※以降所属チーム名は略称、所属は日本時間9月2日時点

■2023-24レギュラーシーズンで期待される記録・節目

【通算得点】
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)

 昨シーズン、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)が保持してきた3万8387得点を上回り、昨シーズン終了時点で通算3万8652得点としたレブロンは、現役最長のキャリア21年目を迎える。

 レイカーズはアンソニー・デイビスに加え、フォワードにはジャレッド・バンダービルト八村塁トーリアン・プリンスキャメロン・レディッシュがおり、選手層は厚い。そのため、レブロンは今年の年末に39歳を迎えるだけに、レギュラーシーズン中にフル稼働を続けさせず、プレーオフに向けて温存させる可能性がある。

 とはいえ、昨シーズンも55試合で計1590得点(平均28.9得点)を残していたことから、レブロンの平均得点がダウンしたとしても、ケガで長期離脱が続かない限り、今シーズン中に前人未到のレギュラーシーズン通算4万得点に達するだろう。

ケビン・デュラント(サンズ)
 レブロンに次いで、KDことケビン・デュラントは現役2位のレギュラーシーズン通算2万6892得点を残して歴代13位にいる。サンズの一員として初のフルシーズンとなる今シーズン、518得点を残せばアキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)、エルビン・ヘイズ(元ブレッツほか)、モーゼス・マローン(元ロケッツほか)を抜いて歴代10位へ浮上する。

 さらに、1705得点を記録すれば、カーメロ・アンソニー(元ナゲッツほか)、シャキール・オニール(元レイカーズほか)を抜き、一気に歴代8位へジャンプアップすることが可能。ケガによる長期離脱でもなければ、大きく順位を上げることは十分可能だろう。

デュラントはどこまで順位を上げてくるか?[写真]=Getty Images

【連続2ケタ得点記録】
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)

 2007年1月7日から、レブロンは出場した全試合で10得点以上を残し続けている。その記録は1151試合まで伸びており、2位のマイケル・ジョーダン(元ブルズほか/866試合)を大きく上回っており、今シーズンもその記録を更新し続けていくに違いない。

【連続3ポイントシュート成功記録】
ステフィン・カリー(ウォリアーズ)

 レギュラーシーズン通算3ポイントシュート成功数3390本でNBA歴代トップを誇るカリーは、2018年12月2日から、出場全試合で最低1本の長距離砲を決めており、現在245試合連続で成功させている。さらに、56試合連続で2本以上を沈めており、これはどちらもNBA史上最長記録となっている。

【トリプルダブル】
ラッセル・ウェストブルック(クリッパーズ)

 今夏クリッパーズと再契約を結んだウェストブルックは、レギュラーシーズン通算トリプルダブル数198回でNBA歴代トップを誇る。あと2回達成できれば、史上初の通算200回という大台を突破する。

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
 トリプルダブルの現役2位はレブロンの107回で、ジェイソン・キッド(元マーベリックスほか)と並んで歴代4位タイ。続いてヨキッチが105回で歴代6位にいる。昨シーズンの王者ナゲッツは、今シーズンも戦力が充実しているため、ヨキッチがトリプルダブルを重ねて現役2位へ躍り出る可能性は高い。

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