2023.08.25

「ビッグショットを放つことを恐れたりはしない」…カリーが揺るがぬ自信を維持するワケ

カリーが自身の強靭なメンタリティを語った[写真]=Getty Images
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 8月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズステフィン・カリーがゲストとして出演した『The Warriors Talk』が公開された。

 そこでキャリア15シーズン目を迎える35歳のスーパースターは、自身のもつ“恐れることのない”メンタリティについてこのように話していた。

「僕は結果にこだわるタイプではない。だから『あぁ、僕たちは2016年のファイナルで負けてしまった。すべてを注ぎ込んできたのに間違っていたのか』となったりはしないんだ。いくつか調整することはあるし、そのことについて戦略を練っていく必要はある。けど自分たちはあの場にいたんだ。だから自分たちの自信を弱めたりはしない」

 ウォリアーズは2015-16シーズンにNBA歴代最多勝記録を更新する73勝9敗をたたき出し、NBAファイナルまで駆け上がった。だがカリーが振り返ったように、2016年のファイナルでクリーブランド・キャバリアーズ相手に3勝1敗からまさかの3連敗を喫してしまい、2連覇を逃していた。

 ウォリアーズは2015、2017、2018、2022年にリーグ制覇を成し遂げてきた。2019年のファイナルではトロント・ラプターズに2勝4敗で敗れて3連覇に届かなかったのだが、3年ぶりに復帰した2022年のプレーオフで見事王者に返り咲いた。

「僕はビッグショットを放つことを恐れたりはしない。大きな舞台でプレーすることだってね。それは僕がこなしてきた練習量に裏付けされた自信があるからなんだ」とカリー。

 昨シーズンのウォリアーズは、カンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズに2勝4敗で敗れてしまい、球団史上2度目の2連覇を逃した。だがカリーはプレーオフ13試合で平均30.5得点5.2リバウンド6.1アシストという驚異的なスタッツを残しており、依然としてリーグトップレベルにいる。

 10月25日のフェニックス・サンズ戦から幕を開ける2023-24シーズンでも、ウォリアーズのフランチャイズプレーヤーはコート内外でファンを楽しませて、コート上で自信満々のパフォーマンスを披露してくれるに違いない。

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