2023.09.18

湖の上にバスケコートが登場…ドンチッチが母国スロベニアで3x3トーナメント開催

スロベニアのブレッド湖を舞台にプロモーションイベントが開催された [写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でスロベニア代表をけん引したルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)は、NBA開幕前の残された時間で、3人制バスケットボールのトーナメントを主催した。

 何よりも驚くべきことは、ドンチッチが企画したトーナメントの試合会場。そこはまさかの湖の上だった。

 スロベニアの公式観光サイト『I feel Slovenia』によると、本大会は最新シグネチャー『ルカ 2』のプロモーションの一環として、ドンチッチ、彼が契約するジョーダン・ブランド、スロベニア観光局、地元のバスケットボールショップ『グロスバスケット』などのパートナーシップにより開催された。

 舞台となったブレッド湖は、エメラルドカラーの水が広がる同国の観光名所。新たに発表された『ルカ 2 “レイク ブレッド”』はその名のとおり、この幻想的な湖から着想を得ており、鮮やかな情景を彷彿とさせるカラーシンフォニーはもちろんのこと、20パーセントのリサイクル素材を使用するなど、持続可能な世界の創造や、国とスポーツのつながりを祝福するデザインによって、スロベニアの本質が深く刻まれている。

新たに発表された『ルカ 2 “レイク ブレッド”』 [写真]=Getty Images

 ドンチッチがスロベニアの観光大使を務めるのは、NBAファンの間でもあまり知られていないことかもしれない。彼は、スポーツの力を認識し、持続可能性に積極的な母国ビジョンの拡散に貢献しており、アクティブな休暇を過ごす場所やアスリートのトレーニングハブとしてスロベニアの魅力を発信。また、ブレッド湖へ対する愛情は嘘偽りのないものであり、7月にはガールフレンドにプロポーズする場所として、この地を選んだ。

 大会は、3x3トーナメントのほか、クリニックやダンクコンテストも開催され、盛況のまま閉幕。イベントのハイライトは『グロスバスケット』のInstagramやYouTubeチャンネルで視聴可能だ。

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