2023.09.30

“古巣”レアル・マドリードとのプレシーズンゲームに臨むドンチッチ…「僕にとって第二の故郷」

今季、マブスでの6年目を迎えるドンチッチ(中央)[写真]=Getty Images
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 8月31日(現地時間30日)、NBAは今シーズンの開幕前に開催されるプレシーズンゲームの全日程を発表し、ルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスが10月10日にスペインでレアル・マドリードと対戦する。

 ヨーロッパの名門として知られるレアル・マドリードは、マブスをけん引するドンチッチが13歳からNBA入りの19歳まで在籍したチーム。2017-18シーズン、ドンチッチはユーロリーグMVPとファイナル4MVPに史上最年少の19歳で選出され、同球団をチャンピオンに導いた。

NBA入りまで、レアル・マドリードで技術を磨いたドンチッチ(右)[写真]=Getty Images

 そんな古巣との対戦まで2週間を切ったなか、ダラスのチーム施設で練習に励んでいるドンチッチが、先日行われたメディアデイに出席。思い入れのある球団との一戦について、「いろんな意味が詰まっている」と語った。「レアル・マドリードとプレーすると伝えられてから、ずっとそのことを考えているよ」。

「この試合は、僕にとって大きな意味を持つ。僕はあのチームで成長した。英語、スペイン語を学んだし、バスケットボールのやり方も教えてもらったね。あそこは僕にとって“第二の故郷”。戻れることがとても楽しみだよ」

 現在のレアル・マドリードには、デンバー・ナゲッツでNBAデビューを果たしたファクンド・カンパッソが在籍。マリオ・ヘゾニャ、ガーション・ヤブセレなど、NBAでプレーしていたプレーヤーもおり、レジェンドのセルヒオ・リュルルディ・フェルナンデスも名を連ねている。

 NBA入りまでの長い期間を過ごしたレアル・マドリードと戦うことは、ドンチッチにとっても特別な意味を持つのだろう。プレシーズンゲームという形ではあるが、ドンチッチには観客をうならせるプレーを連発し、ぜひともマブスに白星を届けてもらいたい。

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