2023.09.22

去就が注目されているアンドレ・イグダーラ「戻ってプレーするかもしれない…」

イグダーラは正式に引退したわけではない[写真]=Getty Images
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 昨シーズン。NBAキャリア19年目となったアンドレ・イグダーラは、ゴールデンステイト・ウォリアーズの一員として迎えるも、腰や手首のケガに悩まされ、レギュラーシーズン82試合のうちコートに立てたのはわずか8試合だった。

 平均14.1分2.1得点2.1リバウンド2.4アシストを残し、コート内外でベテランとして存在感を示した。だが3月下旬に骨折した左手首の手術を断行し、「NBAプレーオフ2023」には出場できず。

 昨年9月24日(現地時間23日、日付は以下同)。イグダーラはポッドキャスト番組「Point Forward」で現役続行を表明したものの、「ステフ(ステフィン・カリー)、君には知らせておく。これが最後だ」と口にし、現役ラストシーズンになると発言していた。

 トレーニングキャンプ開始まで約2週間に迫るなか、イグダーラは20日にJJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)のポッドキャスト番組「The Old Man and The Three」へ出演。そこで自身の進退についてこう語っていた。

「僕らは自分の決断を記録してきた。けど僕は戻ってプレーするかもしれない…。もしくは、家に帰ることになるかもしれない」

 現時点で、イグダーラは正式にNBAから引退したわけではない。もちろん、39歳の大ベテランが、今も毎試合コートに立って一線級でプレーすることはさすがに酷というもの。

 それでも、19年という見事なキャリアと優勝4度という経験は、スタッツ以上に貴重なものと言っていい。もしかすると、開幕前にNBA20シーズン目をプレーする決断を下すことになるかもしれない。

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