2023.09.27

レイカーズが八村塁の自己紹介映像を公開…バスケをはじめた当時のことや出身地を語る

レイカーズ在籍2年目を迎えた八村[写真]=Getty Images
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「最初、バスケはやりたくなかった。走るのが好きではなかったので」

 9月27日(現地時間26日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズが、公式アカウントを通じてソーシャルメディアへ八村塁の自己紹介映像を投稿した。

 今年1月24日にワシントン・ウィザーズからトレードでレイカーズへ加入した当時、チームはウェスタン・カンファレンス12位の22勝25敗と、プレーオフどころかプレーイン・トーナメントも進出圏外にいた。

 だがチームは2月にも複数のトレードを断行してロスター強化に成功。ウェスト7位で「NBAプレーオフ2023」を迎えると、ファーストラウンド、カンファレンス・セミファイナルを突破し、カンファレンス・ファイナルへ進出。

 このシリーズは昨シーズンの王者デンバー・ナゲッツの前に4戦全敗で終えたものの、レイカーズはレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスという2枚看板を中心に見事な巻き返しを見せた。

 制限付きFA(フリーエージェント)として迎えた今夏、八村は「ファーストオプションだった」レイカーズとの再契約に成功。NBAキャリア5年目、レイカーズ在籍2年目を迎えることとなる。

7月にドジャースの始球式へ登場した八村[写真]=Getty Images

 今回公開された映像で、八村は「僕が最初にやったスポーツは野球で、6年やりました。13歳の頃にバスケへ切り替えました」と切り出し、「最初、バスケはやりたくなかった。チームメートたちが誘ってきたんです。背が高くて運動能力が高かったので。でも自分には合わないと思っていました。走るのが好きではなかったので。誘ってくれた友達がしつこかったので『オーケー、1回だけ行くよ』って感じで…。けどそこから、いくつか理由はあるけど、夢中になりました」とバスケットボールを始めた当時を振り返っていた。

 さらに、八村は「日本の富山県出身で、東京から車で6時間くらいかかります。素晴らしい自然があるんです。山や水、川に海。寿司がすごく美味しいです。兄弟は3人です。弟が1人、妹が2人います」と、自身の出身地について紹介。

 八村はNBA入りからずっとウィザーズの8番を着用してプレーしてきた。だがレイカーズでは8番が永久欠番(コービー・ブライアント)だった。

「28番を選んだのは、大きな理由の1つが誕生日(2月8日)です。苗字の“ハチ”はeight(8) を意味します。なので、8は子どもの頃からの番号なんです。別の理由で、コービーが8番、彼の娘さん(ジアナ)が2番を着けていたので…それはクールだなって思ったんです」と、レイカーズで28番を選んだ理由も語っていた。

 今シーズンのレイカーズは、レブロンとデイビスの周囲にディアンジェロ・ラッセルオースティン・リーブス、八村、ジャレッド・バンダービルトという昨シーズン後半から主力を務めてきた選手たちを擁している。

 さらに、今オフにはゲイブ・ビンセントやトーリアン・プリンスキャメロン・レディッシュクリスチャン・ウッドジャクソン・ヘイズを獲得し、豪華戦力を形成することに成功。

 名門レイカーズはNBA全体でもトップクラスの超人気チーム。そのチームでローテーション入りすることが確実視されている八村が、今シーズンにどんなプレーを見せてくれるかは、今から楽しみでしかない。

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