25試合の出場停止処分を科されたモラントがグリズリーズのチーム練習へ参加

モラントの今季デビューは最短で12月下旬となる[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　昨シーズンにウェスタン・カンファレンス2位の51勝31敗を残したメンフィス・グリズリーズは、今夏にトレードでマーカス・スマート、FA（フリーエージェント）戦線でデリック・ローズというベテランガードをロスターへ加えた。

　ただ、昨シーズンに平均26.2得点5.9リバウンド8.1アシスト1.1スティールを残したジャ・モラントは、リーグに対して有害な行為をしたとして、6月17日（現地時間16日、日付は以下同）にNBAから25試合の出場停止処分（無給）を科されていた。そのため、24歳のオールスターガードが今シーズン出場するのは最短で26試合目となる12月24日のアトランタ・ホークス戦となる。

　もっとも、モラントはトレーニングキャンプでチーム練習へ参加しており、出場停止処分期間もチームへ帯同して移動することが許可されることとなった。「ジャ、それにこのチームにとっても素晴らしいこと」とザック・クライマンGM（ゼネラルマネージャー）が3日のメディアデイで話したとおり、新チームとして始動するうえで、モラントがチームへ合流できていることは朗報と言えるだろう。

　モラントの出場停止処分中、グリズリーズは新加入のスマートが先発ポイントガードへ入り、デズモンド・ベイン、ザイエア・ウィリアムズ、ジャレン・ジャクソンJr.、スティーブン・アダムズとともに先発陣を形成することが予想されている。

　ベンチにもローズやルーク・ケナード、ジョン・コンチャー、サンティ・アルダマ、ゼイビア・ティルマンといった選手たちが控えている。今年12月下旬にモラント、さらには今年3月にアキレス腱を断裂したブランドン・クラークが今シーズンのどこかで戦列へ加わることになれば、リーグ有数の戦力を有することになるだろう。

　現在、3シーズン連続でプレーオフへ進出しているグリズリーズは、10月26日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でレギュラーシーズン開幕を迎える。

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