2023.12.20
11月16日(現地時間15日、日付は以下同)。NBAは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに対し、5試合の出場停止処分(無給)を科したことを発表した。
15日にインシーズン・トーナメントのグループプレーの一戦として行われたウォリアーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦。両チームは第1クォーター残り10分17秒にクレイ・トンプソン(ウォリアーズ)とジェイデン・マクダニエルズ(ウルブズ)による小競り合いから乱闘に発展。そこでグリーンは両者をなだめようと入ったルディ・ゴベアにヘッドロックをかけ、ゴベアを除く3選手が退場を命じられた。
NBAは今回の乱闘を受け、トンプソン、マクダニエルズ、ゴベアへそれぞれ2万5000ドル(約377万5000円)の罰金処分も科している。
ウォリアーズはステフィン・カリーが右ヒザの痛みのため欠場しており、試合開始からわずか約2分間でビッグ3を失った。そうしたなか、ブランディン・ポジェムスキーが23得点7リバウンド5アシスト、ダリオ・シャリッチが21得点4アシスト2スティール、クリス・ポールが15得点5リバウンド4アシスト3スティールを残すも101-104で惜敗。
4連敗となったウォリアーズは、ウェスタン・カンファレンス8位の6勝6敗。チームトップの平均30.7得点を誇るカリーが離脱していることに加え、同8.8得点5.1リバウンド5.7アシストに3ポイントシュート成功率45.0パーセント(平均1.0本成功)を残し、ディフェンシブ・アンカーも務めるグリーンを失うことに。
5試合の出場停止となったことで、グリーンは17日、19日のオクラホマシティ・サンダー戦、21日のヒューストン・ロケッツ戦、23日のフェニックス・サンズ戦、さらにはインシーズン・トーナメントのグループプレー3戦目となる25日のサンアントニオ・スパーズ戦でプレーできないこととなる。
ウォリアーズのフロントコートにはアンドリュー・ウィギンズやケボン・ルーニー、シャリッチ、ジョナサン・クミンガ、トレイス・ジャクソン・デイビスといった選手たちがいるとはいえ、グリーンの出場停止処分は大きな痛手となりそうだ。
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