2023.10.29

契約最終年をプレーするクレイ・トンプソン「延長契約については心配していない」

ウォリアーズでスターターを務めるトンプソン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 10月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地ゴールデン1・センターで行われたサクラメント・キングス戦を122-114で制し、今シーズン初勝利(1勝1敗)を手にした。

 昨シーズンが開幕からアウェー8連敗スタートだったことを考慮すれば、ウェスタン・カンファレンス上位チーム相手に敵地で勝利できたことは大きかったはず。

 この試合では7本の長距離砲を沈めたステフィン・カリーがゲームハイの41得点に4リバウンド4アシスト2スティール、クレイ・トンプソンが18得点4アシスト、ジョナサン・クミンガが12得点5リバウンド、アンドリュー・ウィギンズが11得点5リバウンド、クリス・ポールが10得点12アシスト3スティール、モーゼス・ムーディーが10得点3スティール、ケボン・ルーニーが12リバウンド6アシスト3スティールをマーク。

 そうしたなか、今シーズン終了後に現行契約が満了するトンプソンは、開幕前にチーム側と延長契約を結ぶことができずにいた。

 25日のフェニックス・サンズ戦こそフィールドゴール成功率33.3パーセント(6/18)の計15得点だった33歳のベテランウイングは、キングス戦でフィールドゴール成功率58.3パーセント(7/12)と復調して勝利に貢献。

 そしてこの日、トンプソンは地元メディア『95.7 The Game』の取材に応じ、延長契約に向けた話し合いについてこう話していた。

「僕はこの仕事をしていくうえで必要な日々打ち込むべきことにフォーカスしている。だから今、延長契約については心配していないんだ」

 もちろん、開幕前に延長契約が合意に達しなかったからといって、今シーズン終了後(2024年夏)にトンプソンが制限なしフリーエージェント(FA)になることが決まったわけではない。

 今はまだレギュラーシーズンが始まったばかり。今シーズンのトンプソンは、これまで以上にフォワードの選手とマッチアップする機会が増えたこともあり、アジャストしていくことも重要となる。

 ただ、ウォリアーズでカリー、ドレイモンド・グリーンとともに4度の優勝に貢献してきたトンプソンの契約状況は、今後も注目されることになりそうだ。

BASKETBALLKING VIDEO