2023.09.08

ウォリアーズのオーナーが今季終了後に契約満了を迎えるトンプソンとカーHCの現状を語る

カーHC(左)とレイコブ オーナー(右)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ボブ・マイヤーズ前GM(ゼネラルマネージャー)が任期満了で退任し、マイク・ダンリービーJr.がその後任となり、今夏はワシントン・ウィザーズとのトレードで大ベテランのクリス・ポール、FA(フリーエージェント)戦線でダリオ・シャリッチ、コーリー・ジョセフという即戦力を獲得した。

 さらに、ウォリアーズはプレーヤーオプションを破棄して制限なしFAとなっていたドレイモンド・グリーンとも再契約して引き留めた。アンドリュー・ウィギンズとグリーンの契約は2026-27シーズンがプレーヤーオプションではあるものの、これでステフィン・カリー、グリーン、ウィギンズを2025-26シーズンまで契約下へ置くことに成功。

 そこで気になるのはカリー、グリーンとともにこのチームでビッグ3を務めるクレイ・トンプソン、そして就任10シーズン目のスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の契約状況。両者とも2023-24シーズン終了後(2024年夏)に契約満了となるのだが、ジョー・レイコブ オーナーはトンプソンとカーHCを残留させる意向のようだ。

 9月3日(現地時間2日)に『The Athletic』へ公開されたインタビューで、ウォリアーズのオーナーは「我々は現時点で非常に簡潔な話し合いの場を彼の代理人ともった。だがまだ早すぎることなんだ。…私はそのうち、しっかりとした話し合いができると期待している。私たちとしては、彼には明確にここにいて欲しいと思っている」と、トンプソンについて話していた。

 また、カーHCについても「まだ早すぎる。時間はたっぷりある。スティーブについてもクレイのように、我々は長い間ここにいることを望んでいる」と口にしていた。

 現在、カーHCはアメリカ代表の指揮官として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」を戦っている最中で、8日に準決勝を迎える。そのため、早ければ大会終了後にも、ウォリアーズはカーHCとの延長契約に向けた話し合いを進めていくことになるだろう。

クレイ・トンプソンの関連記事