2024.04.05
12月6日(現地時間5日)に「NBAインシーズン・トーナメント」の準々決勝が行われ、ミルウォーキー・バックスがホームのフィザーブ・フォーラムでニューヨーク・ニックスと対戦した。
第1クォーター序盤からバックスはヤニス・アデトクンボ、ニックスはジュリアス・ランドルと、両エースが躍動。リードチェンジが繰り返され、5点以上の点差が開くことのない拮抗した展開となった。アデトクンボの“3点プレー”によりバックスがリードに成功し、37-25と2点差で最初の12分間を終えた。
続く第2クォーターは、バックスがリードを保ちつつも大きく点差が離れず、終始ニックスに背中を追いかけられる張り詰めた戦いとなった。デイミアン・リラードが得意技のステップバック・スリーを沈めるなどしてこのクォーターで最大8点差のリードを広げたバックスだったが、第2クォーター残り約1分にジェイレン・ブロンソンにスティールからの“3点プレー”を許し、ついに追いつかれた。しかし、前半終了間際にリラードが再びステップバック・スリーを沈め、75-72と3点のリードを保った形で試合を折り返した。
第3クォーターに入ると、アデトクンボが後半開始直後から奮起。クリス・ミドルトンがスティールからランニングダンクを沈め、試合中盤にはサイドラインパスからのアリウープダンクを豪快に叩き込み、流れに乗った。ミドルトンやブルック・ロペスといったベテラン組も援護射撃したバックスは、112-96と点差を16点に広げ最後のクォーターへ臨んだ。
食らいつくニックスを突き放す展開となった第4クォーターは、マリク・ビーズリーやキャメロン・ペインなど今シーズンからバックスに加入した選手が得点を重ね、チームの層の厚さを見せつけた。
最後まで逃げきったバックスが、146-122で勝利。ラスベガスで行われる準決勝に駒を進めた。アデトクンボが35得点8リバウンド10アシストとダブルダブルの活躍。リラードが28得点7アシスト、ミドルトンが14得点7アシスト、ビーズリーが18得点、ロペスが9得点8リバウンドを記録した。
バックスは8日、準決勝でインディアナ・ペイサーズと対戦する。
■試合結果
ミルウォーキー・バックス 146-122 ニューヨーク・ニックス
MIL|37|38|37|34|=146
NYK|35|37|24|26|=122
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