2023.12.13
12月10日(現地時間9日)、「NBAインシーズン・トーナメント」決勝がネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われ、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズはインディアナ・ペイサーズと対戦した。
試合開始から早い展開で得点を重ねるレイカーズは、大黒柱のアンソニー・デイビスが第1クォーターだけで13得点と存在感を発揮し、34-29とリードを奪う。続く第2クォーターでは、オースティン・リーブスとレブロン・ジェームズが積極的なアタックを見せて、点差をキープ。特にリーブスは前半だけで22得点と躍動し、65-60で試合を折り返した。
迎えた後半は、レブロンのバスケットカウントのリバースレイアップでスタート。アウトサイドのシュートがなかなか入らないレイカーズだが、デイビスとレブロンを中心にインサイドで得点を奪い、90-82で第3クォーターを終える。
勝負の第4クォーター、序盤はペイサーズに3点差まで詰められる場面もあったが、ここでもデイビスがハイパフォーマンスを続け、中盤からレイカーズが13-0のランを展開。一気にリードを拡大したレイカーズが、123-109で勝利を手にした。

大車輪の活躍でチームを優勝に導いたデイビス[写真]=Getty Images
今年から新設されたインシーズン・トーナメントの初代王者に輝いたレイカーズは、デイビスが41得点20リバウンド5アシスト4ブロックと躍動。さらに、リーブスが28得点、レブロンが24得点11リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルが13得点7アシストをマークした。
一方のペイサーズは、エースのタイリース・ハリバートンが徹底マークを受けるなか、20得点11アシストと奮闘。ベンチからはベネディクト・マサリンが20得点を挙げたが、惜しくも準優勝に終わった。
なお、自身初のタイトルを獲得した八村は、前半に約8分間のプレータイムを得たが、3つのファウルを取られたこともあり、後半は出場時間がなかった。シュートアテンプトは1本のみの無得点にとどまり、2リバウンドを記録した。

八村はNBAでの初タイトルを獲得した(写真は準決勝のもの)[写真]=Getty Images
■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 123-109 インディアナ・ペイサーズ
LAL|34|31|25|33|=123
IND|29|31|22|27|=109
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