2023.12.13

米人気サイトが今年最も閲覧された10選手を公開…単日では“八村トレード”が3位に

レイカーズの一員としてNBAカップ戦を制した八村(左から2番目)[写真]=Getty Images
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 12月13日(現地時間12日、日付は以下同)。アメリカの人気ウェブサイト『Basketball Reference』(バスケットボール・リファレンス)が、2023年に最も閲覧されたトップ10プレーヤーを発表した。

 この『Basketball Reference』は、NBAチームや選手のスタッツを調べるうえで非常に便利なウェブサイトで、チームの歴史や球団記録、選手のスタッツに出身、なかには発音まで網羅されており、メディアだけでなくファンも活用しているもの。

 そのウェブサイトで今年最もチェックされた10選手は下記のとおり(以降チーム名は略称)。

■2023年に『Basketball Reference』で最も閲覧されたトップ10プレーヤー

1位.レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
3位.マイケル・ジョーダン(元ブルズほか)
4位.ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
5位.ケビン・デュラント(サンズ)
6位.ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)
7位.ラッセル・ウェストブルック(クリッパーズ)
8位.コービー・ブライアント(元レイカーズ)
9位.ジミー・バトラー(ヒート)
10位.ヤニス・アデトクンボ(バックス)

 トップのレブロンは昨年に続いて1位。2位には昨シーズンにナゲッツを球団史上初優勝へ導いたヨキッチ、3位にレジェンドのジョーダン、4位にはカリーがランクイン。

 続いて今年2月にトレードでネッツからサンズへ移籍したデュラント、先月シクサーズからクリッパーズへ加入したハーデン、今年2月にクリッパーズ入りしたウェストブルックという、今年所属先が変わったスターたち、そして「NBAプレーオフ2023」で大活躍したバトラー、バックスの大黒柱アデトクンボがトップ10入り。

 これを州ごとに見ていくと、レブロンは50のうち41の州で閲覧数トップ、続いてヨキッチが6、アデトクンボが2、ラウリ・マルカネン(ジャズ)が1の州で1位に立っている。

 そして注目は単日における閲覧数のトップ3。1位は2月9日にレギュラーシーズン通算得点でカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)を抜き、歴代1位に躍り出たレブロン、2位が6月14日に「NBAファイナル2023」を制してファイナルMVPに輝いたヨキッチ、3位は1月24日にウィザーズからレイカーズへトレードされた八村塁だった。

 もちろん、八村は年間トップ10入りしていない。対するレブロンとヨキッチは年間閲覧数のトップ2で、2023年を象徴する日に最も多く閲覧されたのだが、トレードされた日にトップ3入りした八村は、世界中から注目されたからこそ、多くの閲覧数を記録したのだろう。

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