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12月13日(現地時間12日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは敵地フットプリント・センターで行われたフェニックス・サンズ戦を116-119で落とし、2連敗となった。
14日を終えた時点で、ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス11位の10勝13敗。キャリア10年以上を誇るベテランが5人在籍しているものの、今シーズンは3点差以内で決着した試合で2勝6敗と苦しんでいる。
この日はステフィン・カリーが24得点5リバウンド4アシスト3スティールを残すも、先発陣で2ケタ得点に達したのはカリーのみ。ブランディン・ポジェムスキーが20得点11リバウンド5アシスト、ジョナサン・クミンガが16得点6リバウンド、クリス・ポールが15得点5リバウンド11アシスト2スティール、ダリオ・シャリッチが15得点4リバウンド、モーゼス・ムーディーが12得点4リバウンドと、ベンチ陣が気を吐いた。
試合中、カリーはチームのディフェンスにフラストレーションが爆発。「ヘルプしなきゃダメだろ」とチームメートたちへ話し、ベンチへ戻ると椅子を蹴り、「こんなんじゃ全然ダメだ」「こんなんでストップできるのか?」と口にする始末。
そして第3クォーター残り8分23秒にはドレイモンド・グリーンが腕を振り回し、ユスフ・ヌルキッチへラリアットする形となってしまってフレグラントファウル2が宣告されて退場処分。翌14日にはリーグから無期限の出場停止処分が科された。
また、この試合ではクレイ・トンプソンがフィールドゴール成功率20.0パーセント(2/10)、3ポイントシュート成功率12.5パーセント(1/8)とショットが不発で計7得点に5リバウンドに終わった。
トンプソンは第4クォーターも5分41秒コートに立ったものの、4点ビハインドで迎えた残り6分19秒にポジェムスキーと交代し、クラッチタイムをベンチから見守ることに。
現地メディア『The Athletic』へ公開された記事のなかで、その時の心境をトンプソンは「かなり変な感じだった」と明かし、「イライラしていたのか?」という問いにこう切り返していた。
「そりゃもちろん、苛立たせたさ。あそこで僕がのんびりしているとでも思ってるのか? 僕はめちゃくちゃ競争心が旺盛なんだ。このチームのなかで、最も負けず嫌いな男の1人なんだ。自分に自信も持っている。でもね。今夜はそれを持ち込めなかった。だから(ベンチ入りが)ふさわしかった」
今シーズンのトンプソンは、カリーの平均29.1得点に次いでチーム2位の同15.4得点を残している。だがフィールドゴール成功率39.7パーセント、3ポイントシュート成功率34.3パーセントはいずれもキャリアワーストで、ホームゲームになるとフィールドゴール成功率33.3パーセント、3ポイントシュート成功率30.0パーセントまでダウン。
グリーンの状況とともに、トンプソンの復調もウォリアーズが白星先行へ好転するためのカギとなりそうだ。
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