2023.12.14

ヤニス・アデトクンボが自己最多64得点の大暴れ…球団新記録とNBA史上5人目の快挙も達成

64得点14リバウンドをマークしたヤニス・アデトクンボ [写真]=Getty Images
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 イースタン・カンファレンス2位のミルウォーキー・バックスは12月14日(現地時間13日)、ホームにインディアナ・ペイサーズを迎えて対戦した。

 バックスの得点源であるヤニス・アデトクンボは、開始から連続得点に成功し劣勢の展開からダンクシュートでチームを勢いづけた。試合終盤に突入しても、ヤニスの得点は止まらずレイアップやフローターを中心に点差の拡大に貢献。バックスは最終スコア140-126で勝利した。

 ヤニスは、約37分の出場で64得点14リバウンド3アシスト4スティールをマーク。1試合64得点は、これまでのキャリアハイである55得点を9点上回り、記録更新となった。

 また、この記録はバックスの球団記録を塗り替えることにもなった。これまで歴代1位に君臨していたのは、2000年から2011年に在籍していたマイケル・レッドの57得点。バックスから60点代の大台を超えた選手が誕生するのは、史上初の快挙となった。なお、以前のキャリアハイである55得点も球団史上3位タイとして刻まれている。

 さらに、ヤニスはこの試合で、フィールドゴール成功率も71.4パーセントという高水準をマーク。60得点越えとフィールドゴール成功率70パーセント以上を同時達成したNBA史上5人目の選手として名を残すことにもなった。これまで達成していた4人は、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)、デイヴィッド・トンプソン(元デンバー・ナゲッツほか)、そしてこの記録を4度も達成しているウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズほか)に加え、今シーズンから同僚としてともに戦うデイミアン・リラードだ。

 今シーズンも2位という好位置につけているバックス。2人の偉業達成者を抱えるという最強の布陣で、どこまで勝率を伸ばすことができるか注目だ。次戦は12月17日にデトロイト・ピストンズとホームで対戦する。

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