2024.01.12

得点力を見せつけたサンズがレイカーズに大勝…渡邊は約4分半出場、八村は欠場

"ビッグ3"が揃い踏みし高い攻撃力を発揮したサンズがレイカーズに大勝 [写真] = Getty Images
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 1月12日(現地時間11日、日付は以下同)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズは、敵地のクリプトドットコム・アリーナで八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズと対戦した。

 サンズは、ケビン・デュラントデビン・ブッカーブラッドリー・ビールの”ビッグ3″に加え、グレイソン・アレンユスフ・ヌルキッチの5名が先発に名を連ねた。対するレイカーズのスターティングラインナップはレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスオースティン・リーブストーリアン・プリンス、キャム・レディッシュの5名。なお、左ふくらはぎの負傷から復帰間近と報じられている八村だが、試合直前に欠場が発表された。

 試合序盤からペースを掴んだのはサンズ。ビールの連続3ポイントを含み、サンズは試合開始後4分間で5本の3ポイントを立て続けに沈め、最大17点のリードを奪う。第1クォーターだけで14本の3ポイント試投と積極的にロングシュートを放ったサンズが、レイカーズにリードを譲ることなく36-25の2桁点差で第2クォーターを迎えた。

 第2クォーターでも試合の流れは変わらず、追いかけるレイカーズをサンズが突き放す展開となった。レイカーズは、第2クォーター終盤にデイビスのブロックやレブロンのビハインド・ザ・バックの好アシストなどを続けて観客を魅了したが、この試合”ビッグ3”が全員好調なサンズが追随を許さず、66-52と14点リードで試合を折り返した。

 試合序盤から一貫してサンズのペースとなった前半だが、後半にはその流れがさらに加速。この試合シーズンハイの37得点を記録したビールやブッカーが次々と3ポイントを沈め、一時3点差以上のリードを奪ったサンズがレイカーズのつけ入る隙を許さない試合展開となった。105-78と27点差で迎えた第4クォーター、大量リードを奪われたレイカーズはクォーター開始時点からレブロンやデイビスをベンチに下げ、控え選手中心のラインナップに切り替えた。試合時間残り4分半にはサンズも主力を下げ、代わって渡邊がコートインした。残り時間も試合の流れが変わることはなく、127-109でサンズが勝利を収めた。

 終始試合のペースを握り続けたサンズは、ビールが3ポイント10本中8本成功を含む37得点6リバウンド4アシスト、ブッカーが31得点5リバウンド5アシスト、デュラントが18得点5リバウンド5アシストと”ビッグ3”が揃って活躍した。約4分半の出場となった渡邉はシュートチャンスに恵まれず、1リバウンド1ブロックを記録。敗れたレイカーズは、デイビスが13得点5リバウンド、レブロンが10得点5リバウンド9アシストをマークした。

■試合結果
フェニックス・サンズ 127-109 ロサンゼルス・レイカーズ
PHX|36|30|39|22|=127
LAL|25|27|26|31|=109

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