2024.01.23
1月15日(現地時間14日、日付は以下同)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズは、敵地のモダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。
12日のロサンゼルス・レイカーズ戦に続き”ビッグ3”が揃い踏みとなったサンズは、ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、ユスフ・ヌルキッチの5名が先発に名を連ねた。対するブレイザーズのスターティングラインナップはアンファニー・サイモンズ、スクート・ヘンダーソン、ドゥオップ・リース、ジャバリ・ウォーカー、トゥマニ・カマラの5名。
開幕後はビールの相次ぐケガなどに悩まされ、なかなか”ビッグ3”が揃わず苦しい立ち上がりを迎えていたサンズだが、ビールを中心に高い攻撃力を示したレイカーズ戦では大勝して復調の兆しを見せた。対するブレイザーズは、NBA史上5番目に大きい点差となる62点差で敗れた12日のオクラホマシティ・サンダー戦を含め、13日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦までのアウェー7連戦で1勝6敗と苦戦を強いられている。
主力のジェレミー・グラントやディアンドレ・エイトンをケガで欠く中、この日のブレイザーズは序盤に若手が奮起。サイモンズやヘンダーソンの3ポイントをはじめ連続得点に成功したブレイザーズがリードを奪い、31-33で第1クォーターを終えた。
第2クォーターが始まるとすぐにサンズが反撃ののろしを上げる。ヌルキッチがインサイドを制し、”ビッグ3”と並んで好調のアレンが次々に得点を重ね、サンズはこのクォーターだけで一挙40得点を挙げて逆転に成功。ブレイザーズも食い下がるが、クォーター終了間際にはベンチ出場のエリック・ゴードンが3ポイントを沈め、71-61とサンズの10点リードで試合を折り返した。
後半に入っても主導権は変わらず、サンズのペースが続く。この試合で揃って6本中4本成功と高い3ポイント成功率を残したビールとアレンが追いかけるブレイザーズを突き放し、106-92とリードを14点にひろげて最後のクォーターを迎えた。第4クォーター、ブレイザーズのヘンダーソンやベンチ出場のライヤン・ルペアの連続得点により一時は4点差までリードが縮まったもののすぐにサンズがリードを取り戻し、最終的に127-116でブレイザーズに勝利した。
2連勝となったサンズは、ブッカー34得点、デュラント21得点、ビール23得点、アレン20得点と先発4人が20得点以上を記録し、その得点力の高さを証明した。なお、渡邊雄太の出場時間はなかった。敗れたブレイザーズはヘンダーソンが33得点7リバウンド9アシスト、サイモンズが28得点5リバウンド5アシストをマーク。
サンズは次戦、17日にホームでサクラメント・キングスと対戦する。
■試合結果
フェニックス・サンズ 127-116 ポートランド・トレイルブレイザーズ
PHX|31|40|35|21|=127
POR|33|28|31|24|=116
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