2024.01.15
12月20日(現地時間19日、日付は以下同)、渡邊雄太が所属するフェニックス・サンズは敵地でポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。
サンズの先発は18日のウィザーズ戦と同じく、ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、グレイソン・アレン、ユスフ・ヌルキッチ、ナシール・リトルの5名。ブレイザーズは、ディアンドレ・エイトン、ジェレミー・グラント、シェイドン・シャープ、アンファニー・サイモンズ、トゥマニ・カマラが先発に名を連ねた。
直前のウィザーズ戦では立ち上がりに苦労したサンズだったが、この日は序盤からテンポよくシュートを沈め、一気にリードを奪うことに成功。第1クォーターを36-20で終えると、第2クォーターで一時は2点差まで詰め寄られるもののデュラントの連続得点で突き放し、61-49と12点のリードを保ち試合を折り返した。
サンズとしては前半の流れに乗りたかっが、この日は後半に失速。シュートミスやターンオーバーが重なり、後半開始以降の6分間でブレイザーズに6-19のランを許し、逆転されてしまう。そのまま最大9点差までリードを広げられたものの、この試合40得点のデュラントが気を吐き連続得点をあげ食らいつくと、81-87で最終クォーターへ向かった。
第4クォーター、デュラントとブッカーを中心に追い上げを試みるサンズだが、昨シーズンまでサンズでプレーしていたエイトンらが着実にシュートを沈めると、再び点差が離れていく。ブレイザーズの11点リードで残り3分を迎えると、リバウンドから速攻を重ねたサンズは決死の追い上げを見せて試合終了間際に3点差まで詰め寄った。しかし、この試合23得点と絶好調のサイモンズが残り10秒でジャンプシュートを沈め再びサンズを突き放し、最終スコア104-109でサンズが黒星を喫した。
悔しい敗戦となったサンズは、デュラントが40得点4リバウンド5アシスト、ブッカーが26得点3リバウンド7アシストをマーク。渡邊は、ウィザーズ戦に続きこの試合でも出場時間なしとなった。チーム全体の3ポイント成功率を見ると、ブレイザーズの50.0パーセント(28本中14本成功)に対してサンズは21.7パーセント(23本中5本成功)と苦しい数字となっている。ウィザーズ戦での記録(22.6パーセント)から更に悪化しているため、渡邊が復調し長距離砲でサンズを立て直す姿を期待したい。
これで14勝13敗となったサンズは次戦、23日に再び敵地でサクラメント・キングスと対戦する。
■試合結果
フェニックス・サンズ 104-109 ポートランド・トレイルブレイザーズ
PHX|36|25|20|23|=104
POR|20|29|38|22|=109
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