2024.01.19

トレード候補のジェレミー・グラント「チームが必要としてくれる限り、僕はここにいる」

ブレイザーズ在籍2年目をプレーするグラント[写真]=Getty Images
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 NBAの2023-24レギュラーシーズンは折り返し地点に入り、全30チームが1月19日(現地時間18日、日付は以下同)を終えた時点で40試合前後を消化。82試合のうち、半分前後をこなした。

 そして現在は毎年恒例とも言える、トレードトークが過熱する時期。今年のトレードデッドラインは2月9日で、毎年のようにデッドライン前に名前が浮上する選手たちがいる。ポートランド・トレイルブレイザーズでプレーするジェレミー・グラントもその1人。

 29歳のフォワードは、昨夏ブレイザーズと5年の再契約を結んだばかり。だが現在チームはウェスタン・カンファレンス14位の11勝29敗と低迷しており、先日『Hoops Hype』はダラス・マーベリックスがトレードの獲得候補としてグラント、カイル・クーズマ(ワシントン・ウィザーズ)を“監視している”と報じていた。

 ブレイザーズ在籍2年目のグラントは、NBAキャリア10年目のベテランフォワード。今シーズンは35試合に出場して平均33.7分21.4得点3.6リバウンド2.4アシストに3ポイントシュート成功率41.2パーセント(平均2.3本成功)を残しており、攻防兼備の選手として活躍している。

 19日に地元メディア『THE ROSE GARDEN REPORT』へ公開された記事のなかで、グラントはトレードの噂について「当然、そのことは目にするよ。けど自分でコントロールできることじゃない」と切り出し、自身の現状をこう語っていた。

「僕はここで大丈夫だ。順調さ。これからも自分の仕事を続けるし、練習をし続けて、できる限り若い選手たちを助けようとしていく。けど(トレードトークについては)自分にできることは何もない。特にこの契約を結んでからはね。僕としては、彼ら(チーム)が必要としてくれる限り、自分はここにいるということ」

 2シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているブレイザーズは、今シーズン開幕前にフランチャイズプレーヤーのデイミアン・リラードをミルウォーキー・バックスへトレードしており、本格的な再建モードへ突入したこともあり、グラントやチーム最年長(31歳)のマルコム・ブログドンがトレード候補に挙がっている。

 アンファニー・サイモンズシェイドン・シャープスクート・ヘンダーソンといった若手がそろうなか、グラントやブログドンがシーズン途中でトレードとなるのかは気になるところだ。

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