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2月8日(現地時間7日、日付は以下同)。デッドラインを翌日に控え、デトロイト・ピストンズは2つのトレードが合意に達したと『ESPN』が報じた。この日報じられたトレードは下記のとおり(以降チーム名は略称)。
<ピストンズ、ジャズの2チーム間>
・ピストンズ獲得
シモーネ・フォンテッキオ(フォワード)
・ジャズ獲得
ケビン・ノックス二世(フォワード)
2024年のドラフト2巡目指名権
ガブリエレ・プロチダ(ドラフト2巡目36位指名)の交渉権
<ピストンズ、ウルブズの2チーム間>
・ピストンズ獲得
トロイ・ブラウンJr.(ガード)
シェイク・ミルトン(ガード)
2030年のドラフト2巡目指名権
・ウルブズ獲得
モンテ・モリス(ガード)
ピストンズは8日に敵地でキングスを下したものの、チーム戦績はイースタン・カンファレンスならびにリーグワーストの7勝43敗と低迷している。
そうしたなか、イタリア出身のフォンテッキオは203センチ94キロの28歳で、今夏に制限付きフリーエージェント(FA)となるのだが、ピストンズは長期間に渡ってキープする見込み。また、モリスを手放し、ブラウンJr.とミルトンを獲得してバックコートの選手層に厚みを加えることに成功した。
一方、8日終了時点でウェスタン・カンファレンス首位タイ(35勝16敗)という好位置にいるウルブズは、司令塔マイク・コンリーのバックアップにキャリア7年目のベテランを補強。
昨シーズンからウルブズでフロントを務めるティム・コネリーは、デンバー・ナゲッツをプレーオフ常連チームに引き上げた実績を持ち、ナゲッツ時代にモリスをドラフト指名していた。
ピストンズの一員として迎えた今シーズンは、開幕前に大腿四頭筋の負傷のため出遅れてしまい、ここまで6試合の出場で平均11.3分4.5得点2.0リバウンド1.3アシスト。だがナゲッツでプレーした2021-22シーズンは平均29.9分12.6得点3.0リバウンド4.4アシスト、昨シーズンはワシントン・ウィザーズで同27.3分10.3得点3.4リバウンド5.3アシストを残した実績を持つ。
ナゲッツ時代にプレーオフへ4度出場し、計48試合をプレーした経験も、ウルブズへポジティブな要素をもたらすことが期待できる。
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