2024.09.26
ロサンゼルス・レイカーズは、3月28日(現地時間27日、日付は以下同)に敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズを136-124で下し、今シーズン最長の5連勝を飾った。
この試合では7本の長距離砲を炸裂させた八村塁がゲームハイの32得点に10リバウンド2ブロック、レブロン・ジェームズがトリプルダブル(23得点14リバウンド12アシスト)、ディアンジェロ・ラッセルが23得点4アシストを残すなど計7選手が2ケタ得点。
41勝32敗でウェスタン・カンファレンス9位にいるレイカーズは現在アウェー6連戦中で、次戦は30日のインディアナ・ペイサーズ戦となる。プレーオフへ自動的に出場可能な6位のダラス・マーベリックス(43勝29敗)との2.5ゲーム差を縮めていきたいところ。
なお、レイカーズは前日の27日にミルウォーキー・バックスと死闘を演じた。レブロンが左足首のケガのため欠場するなか、ADことアンソニー・デイビスがいずれもゲームハイとなる34得点23リバウンド4ブロックと獅子奮迅の働きを見せ、2度の延長の末に128-124で勝利。
第4クォーター残り約8分で19点ビハインドを背負っていたレイカーズは、ラッセルのジャンパーを皮切りに、デイビスやオースティン・リーブスが加点。残り43秒にトーリアン・プリンスのフリースロー2本で同点に追いついた。
1度目の延長でリードが入れ替わるシーソーゲームとなるも、残り3秒にラッセルが2本のフリースローを成功させて同点にすると、デイミアン・リラードのフィンガーロールをデイビスがブロック。2度目の延長ではリーブスが残り1分を切って決勝弾となる3ポイントをお見舞いし、見事な逆転勝利を飾った。
「ハイレベルで楽しかった。1試合ずつ、勝利に向かって力を出し尽くしていけば結果はついてくる。ブロン不在のなか、みんながステップアップしなきゃいけなかったけど、俺たちは最初から最後までやり切ったんだ」
試合後にそう語ったデイビスは、NBAキャリア12年目、レイカーズ在籍5年目の今シーズン終盤の重要な一戦で自己最長となる51分52秒もプレー。これはレイカーズの選手としても2012年のコービー・ブライアント以来という数字。試合中にヒザの治療を受けることもあったが、レイカーズを攻防両面で引っ張り、殊勲の働きで勝利の立役者となったことは間違いない。
翌28日のグリズリーズ戦を欠場したとはいえ、今シーズンの欠場はここまで5試合のみ。31歳のビッグマンは、68試合に出場して平均35.9分24.7得点12.6リバウンド3.6アシスト1.2スティール2.4ブロックにフィールドゴール成功率55.3パーセント、フリースロー成功率81.5パーセントという見事な成績を残している。
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