2024.03.30
3月27日(現地時間26日)、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズは、敵地のフィザーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックスと対戦した。
左足首の痛みによりレブロン・ジェームズが欠場となったレイカーズは、八村に加えアンソニー・デイビス、スペンサー・ディンウィディー、オースティン・リーブス、ディアンジェロ・ラッセルが先発出場した。対するバックスは、ヤニス・アデトクンボ、デイミアン・リラード、クリス・ミドルトン、ブルック・ロペス、マリーク・ビーズリーがスターティングラインナップに名を連ねた。
第1クォーター、レイカーズは序盤にシュートを決めきることができず苦しい時間帯が続く。試合開始から約7分間でバックスに17点を献上したレイカーズの得点は、いずれも八村によるダンクとレイアップの4得点に留まった。その後もオフェンスのペースを掴むことができず、第1クォーターを16-32で終えた。
続く第2クォーター、レイカーズは八村やラッセルを中心に追い上げを図るが、シュートの不調に加えターンオーバーも重なり、引き続きバックスにリードを許すこととなった。ヤニスやリラードを中心に得点を積み上げるバックスに対して点差を縮めることができず、42-58で試合を折り返した。
第3クォーター、レイカーズは前半に苦しんだシュートの精度を取り戻し、後半開始早々ラッセルが立て続けに3ポイントを連続で沈める。しかし、ロペスやジェイ・クラウダーといったビッグマンの3ポイントが好調なバックスが追随を許さず、点差を縮められることができずに74-88で最終クォーターを迎える。
第4クォーター、レイカーズは怒涛の追い上げを見せる。残り約8分半の時点で19点差のリードを奪われていたが、ラッセルの連続得点からデイビスの3ポイントやリーブスのレイアップで一気に追い上げ、ついに試合残り43秒でこの試合初めて同点に追いつく。両チームともこのクォーターでの最後のオフェンスは失敗に終わり、勝負は延長戦へ持ち越しとなった。
オーバータイム、バックスのビーズリーが連続で3ポイントを沈めると、この試合フィールドゴール初得点となったディンウィディーやデイビスが応戦し、一進一退の攻防が続いた。残り約1分で八村がベースラインから切り込みユーロステップからレイアップを沈めリードを奪うも、リラードが連続得点を重ね再び同点となった。延長5分間では決着がつかず、117-117で第2オーバータイムを迎える。
第2オーバータイム開始早々、ミドルトンからヤニスへのパスに介入した八村がヤニスのターンオーバーを誘い、ディフェンスで大きな存在感を発揮。試合はディフェンスに激しさを増し、両チーム無得点のまま約3分半が経過。リラードのダンクから点の奪い合いが再開したが、残り38秒でリーブスが値千金の3ポイントを決め、3点のリードを奪った。その後ファウルゲームを選択したバックスから逃げ切り、激戦を制したレイカーズが128-124で勝利した。
大逆転勝利で4連勝を飾ったレイカーズは、デイビスが34得点23リバウンド、リーブスが29得点14リバウンド10アシスト、ラッセルが29得点7リバウンド12アシストをマーク。八村は約39分間の出場で、16得点14リバウンド1アシストを記録、ダブルダブルの活躍となった。敗れたバックスは、ヤニスが29得21リバウンド11アシスト、リラードが27得点8アシストを記録している。
■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 128-124 ミルウォーキー・バックス
LAL|16|26|32|27|16|11|=128
MIL|32|26|30|13|16|7|=124
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