2025.02.27

2008年以来最長…ピストンズが王者セルティックスを下して破竹の8連勝

21得点11アシストを残したカニングハム[写真]=Getty Images
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 2月27日(現地時間26日、日付は以下同)。昨シーズンの王者で6連勝中のボストン・セルティックスと、7連勝と波に乗るデトロイト・ピストンズがリトルシーザーズ・アリーナで激突した。

 アウェーのセルティックスはジェイソン・テイタムが15得点、デリック・ホワイトペイトン・プリチャードがそれぞれ12得点を奪い、前半を終えて55-55のタイで試合を折り返す。

 すると後半に入り、2連戦の2日目だったセルティックスに対し、ホームのピストンズが62-42と圧倒。ディフェンディング・チャンピオンのフィールドゴール成功率を33.3パーセント(13/39)に抑え込み、117-97で勝利をモノにした。

 この試合、ピストンズはセルティックスに3ポイントシュート成功率42.9パーセント(21/49)を許すも、ペイントエリアの得点で62-20と攻めたて、ファストブレイクポイントでも29-8と大差をつけた。

 この日は6本の長距離砲を沈めたマリーク・ビーズリーがチーム最多の26得点に5リバウンド、ケイド・カニングハムが21得点4リバウンド11アシスト、トバイアス・ハリスが16得点9リバウンド2ブロック、ジェイレン・デューレンが13得点11リバウンドを残した。

 33勝26敗でイースタン・カンファレンス6位を堅持したピストンズは、7位のオーランド・マジック(29勝31敗)に4.5ゲーム差をつけ、5位のミルウォーキー・バックス(32勝25敗)とはゲーム差なし、4位にいるインディアナ・ペイサーズ(33勝24敗)を1.0ゲーム差で追っている。

 2018-19シーズンを最後にプレーオフから遠ざかっていて、過去5シーズンはいずれも勝率3割以下だったピストンズは、今シーズンここまで勝率55.9パーセントを残しており、2008年1月24日から2月14日にかけて記録した10連勝以来、最長の連勝に到達した。

 さらに、12連敗中だった難敵セルティックスから勝利を手にしたことで、ピストンズはますます自信を深めたことだろう。

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