
2025.02.28
NBAはリーグの特性上、巨大な契約を結ぶ選手ばかりに脚光が集まるが、サラリーキャップというルールが設定されている以上、チームにはロールプレーヤーの存在が必要不可欠だ。そして、中には年俸に問わず、ロスターで重要な役割を果たし、中堅選手以上の貢献をもたらす選手も少なくない。
以下では、2way契約を除き、球団別にチームと低年俸で契約を結ぶ選手の中から最も効率の良い“お買い得”な選手を厳選してみたい。
[写真]=Getty Images
今シーズン開幕前に、ウェルズの貢献度を推測できた者は少ないはずだ。2024年のNBAドラフトでグリズリーズから2巡目39位指名を受けたサクラメント出身のシューティングガードは、NCAAのディビジョン2に在籍しているソノマ州立大学から大学のキャリアをスタート。そこから日本代表の大黒柱であるジョシュ・ホーキンソンの出身校としても知られるワシントン州立大学に編入し、平均12.6得点、4.6リバウンドを記録して、夢のリーグ入りを果たした。
ウェルズはこれまで、58試合中53試合にスターターとして出場し、11.4得点、3.2リバウンド、1.6アシストを記録。直近の新人王ランキングでも3位にランクインしており、グリズリーズは大きな“スティール”に成功したと言える。チームのエースであるジャ・モラントも「彼はその賞(新人王)に十分に値する」と評価しており、今後数年間にわたり若きグリズリーズのバックコートで重要な役割を担っていくだろう。
[写真]=Getty Images
3度のオールスターとこの金額で契約できるのは、反則と言っても過言ではないかもしれない。フィラデルフィア・セブンティシクサーズ退団以来、ケガで一貫性を欠いているシモンズは、ブルックリン・ネッツからバイアウト(契約破棄)された後にクリッパーズに加入した。
移籍後は6試合中4試合でプレー。持ち前の機動力とサイズはそのままに、高いIQと適切なパスでゲームメイキングを請け負い、平均8.0得点、5.8リバウンド、5.5アシスト、フィールドゴール成功率56.5パーセントを記録している。
カワイ・レナードもチームに合流し、ジェームズ・ハーデンやノーマン・パウエルも好調を維持。抜群の守備性能を誇るシモンズのコンディションが上がれば、クリッパーズが優勝候補までステップアップする姿は容易に想像がつくだろう。
[写真]=Getty Images
ハーディーは、高校時代にゲータレード年間最優秀選手賞するなど、学年で最高クラスの評価を受けていたプレーヤーであり、リーグでも飛躍が期待されている若手の1人である。
3年目を迎えた今シーズンは、平均約15分間のプレーで8.0得点を記録。36分換算に置き換えると、クレイ・トンプソンやクエンティン・グライムズを上回るチーム5位の18.8得点をマークしており、スコアリング力は健在だ。
これまで20得点以上のゲームも4試合あり、将来的に得点のムラが改善されれば、貴重なベンチスコアラーとしてシックスマンの地位を確立できるかもしれない。
[写真]=Getty Images
南カリフォルニア大学でブロニー・ジェームズとチームメートだった元5つ星ポイントガードは、再建中のジャズの数少ない明るい兆しと言えるかもしれない。
積極性とゲームに対する優れた感性を特徴とするコリアーは、ウェスタン・カンファレンス最下位に沈むジャズで、ルーキーながら平均24.0分のプレータイムを獲得している。プレータイムも日に日に増えていき、これまでに得点とアシストでダブルダブルを計7回記録。そのうち5回が2月に入ってのものであることから、リーグの感覚が掴めてきた印象だ。
平均スタッツこそ7.0得点、3.1リバウンド、6.0アシストだが、レギュラーシーズンが終了する頃にはどの項目も数値が上昇しているに違いない。
[写真]=Getty Images
さすがは高校時代の学年トップ評価にして、名門ケンタッキー大学出身の選手だ。エドワーズはドラフト外からNBA入りを果たしたものの、高い得点性能と運動能力でシクサーズベンチにおける脅威となっている。
2wayから本契約に昇格したこのスモールフォワードは、新人ながらも果敢にリムへと切り込み、1試合平均8.1得点をマーク。敗戦こそしたものの、1月中旬のオクラホマシティ・サンダーとの1戦では25得点、6リバウンド、4アシストと圧巻のスタッツを残している。
オープンからも正確なショットを放つことができるエドワーズは、順調に成長を続ければ、球団の次なるタイリース・マクシーにまで成長するポテンシャルを秘めている。
文=Meiji
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