ペイサーズの若手フォワード、ジャレス・ウォーカーはファイナル全休か？

キャリア2年目のウォーカー[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによる、2024－25シーズンの王者を決定する「NBAファイナル2025」は、4試合を終えて2勝2敗のタイ。6月17日（現地時間16日、日付は以下同）に行われる第5戦で勝利したチームが、優勝に王手をかけることとなる。

　ここまでサンダーは10選手、ペイサーズでは9選手が全4試合に出場しているのだが、ペイサーズ2年目のジャレス・ウォーカーは足首負傷のため出場できていない。

　203センチ108キロのフォワードは、レギュラーシーズン75試合の出場で平均15.8分6.1得点3.1リバウンド1.5アシストに3ポイントシュート成功率40.5パーセント（平均1.0本成功）をマーク。

　ただ、今月1日に行われたニューヨーク・ニックスとの「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナル第6戦で右足首を捻挫したことで戦線離脱。今年のファイナルは最終第7戦までもつれれば最長で23日まで試合が組まれているのだが、16日のメディア応対でペイサーズのリック・カーライルHC（ヘッドコーチ）はウォーカーのシリーズ全休を示唆していた。

「彼は回復してきている。松葉杖をついていないし、今は少し足を引きずりながら歩けている。ただ、このシリーズで彼がプレーすることは起こりそうにない。だが彼は良くなっている。もし彼が出場できれば素晴らしいこと。彼はこのチームの助けになると私は見ている」

　ペイサーズは21歳の若きパワーフォワードを欠いてファイナルを戦い抜くことが濃厚。このポジションとセンターはパスカル・シアカム、マイルズ・ターナー、オビ・トッピンを中心に回し、トーマス・ブライアントがセンターの控えで出場しているため、第5戦以降もこのローテーションで乗り切っていくことになりそうだ。