
2025.07.01
7月1日(現地時間6月30日、日付は以下同)。NBAは全チームがFA(フリーエージェント)との交渉が解禁となり、今年も初日から複数の選手たちが再契約、延長契約、移籍に合意と報じられた。
ヒューストン・ロケッツは、先月終了時点でフェニックス・サンズとのトレードでケビン・デュラントを獲得。さらにスティーブン・アダムズ、フレッド・バンブリートとの再契約予定と報じられたほか、ジェフ・グリーン、アーロン・ホリデー、ジェイショーン・テイトとも再契約見込みと報道。
そして、6月30日にプレーヤーオプションとなっていた今シーズンの契約、年俸約1540万ドル(約22億220万円)を破棄と報じられたドリアン・フィニー・スミスと4年5300万ドル(約75億7900万円)、さらにはクリント・カペラとも3年2150万ドル(約30億7450万円)で契約合意と『ESPN』が報じ、豪華戦力の形成に成功した。
NBAキャリア9年目を終えたフィニー・スミスは、リーグ有数の“3&D”として知られる201センチ99キロのウイング。昨シーズンはブルックリン・ネッツとロサンゼルス・レイカーズで計63試合に出場し、平均28.9分8.7得点3.9リバウンド1.4アシストに3ポイントシュート成功率41.1パーセント(平均2.0本成功)をマーク。
一方のカペラはキャリア11年を誇る208センチ108キロのセンター。キャリア最初の約6シーズンをプレーした古巣へ帰還した男は、昨シーズンにアトランタ・ホークスで55試合へ出場し、平均21.4分8.9得点8.5リバウンド1.1アシスト1.0ブロックにフィールドゴール成功率55.9パーセントを残していた。
今シーズンのロケッツは、バックコートにバンブリートとアメン・トンプソン、フロントコートにデュラント、タリ・イーソン、アルペレン・シェングンが先発で入り、ベンチにはホリデー、リード・シェパード、キャム・ウィットモア、ジャバリ・スミスJr.、フィニー・スミス、グリーン、アダムズ、カペラが控える布陣となる。
このチームは、昨シーズンにウェスタン・カンファレンス2位の52勝30敗を残していた。今シーズンはさらにその上を目指せるロスターを作り上げたことから、1995年から遠ざかっているリーグ制覇に向けて視界良好と言っていいはずだ。
2025.07.01
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