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2025.07.17
制限なしFAで今夏を迎えたシモンズ[写真]=Getty Images
NBAではフリーエージェント（FA）との交渉が解禁されて2週間が経過。ここまで多くの選手たちが再契約あるいは移籍に合意と報じられ、チームから公式発表されてきた。
とはいえ、制限付きFAのジョシュ・ギディーやジョナサン・クミンガ、キャム・トーマス、クエンティン・グライムズ、制限なしFAでもデイミアン・リラードやラッセル・ウェストブルック、クリス・ポールといった選手たちの所属先が決まっていない。
2016年のドラフト全体1位指名、ベン・シモンズもFAの1人。契約最終年だった昨シーズン途中にブルックリン・ネッツと決別し、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍した28歳の超大型ポイントガード（208センチ108キロ）は、2チームで計51試合へ出場し、平均22.0分5.0得点4.7リバウンド5.6アシストにフィールドゴール成功率52.0パーセントを残した。
アウトサイドのショットに難があるとはいえ、複数のポジションをガードできるディフェンス力とプレーメーキングをこなす男に関して、先日ゴールデンステイト・ウォリアーズが獲得に関心ありと報じられていたのだが、ここにきて新たなチームが獲得争いへ参戦。
7月12日（現地時間11日）。現地メディア『SNY』は、ニューヨーク・ニックスがシモンズとランドリー・シャメットを獲得候補にしていると報道。控えポイントガードを探しているニックスは、すでに十分なオフェンス力を有しているだけに、208センチのシモンズを加えることでサイズ、ディフェンス面の向上も期待できる。
シャメットはウイングポジションながら、昨シーズンをニックスで過ごしていて、50試合に出場して平均15.2分5.7得点1.2リバウンドに3ポイントシュート成功率39.7パーセント（平均1.2本成功）を記録していた。
今月20日に29歳を迎えるシモンズが、今シーズンどのチームのユニフォームへ袖を通すのか、気になるところだ。
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