2025.08.07
今年のオフシーズン。NBAでは複数のベテラン選手たちが所属チームとの契約バイアウト(買い取り)を経て制限なしFA(フリーエージェント)となり、新チームへと移った。
ブラッドリー・ビールはフェニックス・サンズからロサンゼルス・クリッパーズ、デイミアン・リラードがミルウォーキー・バックスからポートランド・トレイルブレイザーズ、ディアンドレ・エイトンがブレイザーズからロサンゼルス・レイカーズ、マーカス・スマートがワシントン・ウィザーズからレイカーズ、ジョーダン・クラークソンがユタ・ジャズからニューヨーク・ニックスへ移籍。
8月4日(現地時間3日、日付は以下同)。NBAインサイダーのマーク・スタイン記者は、有料会員サイトの“The Stein Line”を更新し、ケビン・ラブがジャズから離れる道を積極的に模索していると報じた。
マイアミ・ヒートで約3シーズンを過ごした36歳のベテランフォワードは、7月8日に正式発表された3チーム間トレードでジャズへ移籍。若手が多いチームで、ラブの契約が今シーズン限りのため、その可能性は十分あると言えるだろう。
そんな中、今月6日にジャズは新人RJ・ルイスJr.(2ウェイ契約)を放出し、ボストン・セルティックスからジョージ・ニアンと将来のドラフト2巡目指名権2本を獲得するトレードが合意したと『ESPN』が報道。
この動きによって、ジャズはニアンが加わって本契約を結ぶ選手が16人になり、ロスター枠が1名超過に。そのため、ラブとの契約をバイアウトする可能性が現実味を帯びてきた。
来月37歳を迎えるラブは、NBAキャリア17シーズンを終えたベテラン。昨シーズンは23試合の出場で平均10.9分5.3得点4.1リバウンド1.0アシストに終わっていたとはいえ、3ポイントシュート成功率35.8パーセント(平均1.0本成功)を残していて、フロアにスペースをもたらすことが期待できる。
ラブの新たな所属先候補について、現地メディア『Clutch Points』は、ロサンゼルスを望んでいると6日に報道。カリフォルニア州サンタモニカで生誕したラブは、大学時代もUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で過ごしていたため、レイカーズまたはクリッパーズと契約すればホーム帰還となるだけに、今後の動向に注目していきたい。
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