2025.08.27
8月26日(現地時間25日)。現地メディア『ESPN』は、2025-26シーズンに向けた質問に対するNBAのインサイダーたちの回答結果を公開した。ここでは2つの質問の結果を紹介。1位票5ポイント、2位票3ポイント、3位票1ポイントが加算され、合計ポイントで上位に入ったチームを見ていきたい。
今シーズン、大きく飛躍するチームにはサンアントニオ・スパーズとアトランタ・ホークスがトップタイの55ポイント、3位にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(49ポイント)、4位にはオーランド・マジック(48ポイント)が入った。
昨シーズンのスパーズは、オールスタービッグマンのビクター・ウェンバンヤマが46試合のみ、途中加入したスコアリングガードのディアロン・フォックスが17試合の出場に終わったこともあり、ウェスタン・カンファレンス13位の34勝48敗へ低迷。
現在、スパーズは6シーズン連続でプレーオフから遠ざかっている。それでも、今シーズンはウェンバンヤマとフォックスが健康体で迎えることが期待されており、ディラン・ハーパーとカーター・ブライアントの新人デュオが入団し、ケリー・オリニクとルーク・コーネットという新たなビッグマンが加わった。
着実に戦力を増強させたスパーズは、新シーズンでウェンバンヤマを中心とした布陣で低迷脱却を目指す。
昨シーズン。ホークスはイースタン・カンファレンス8位の40勝42敗を残したものの、第8シード決定戦でマイアミ・ヒートに敗れたことで2シーズン連続でプレーオフ不出場に。
するとチームはトレイ・ヤング、ダイソン・ダニエルズ、ジェイレン・ジョンソンらを残しつつ、トレードでクリスタプス・ポルジンギス、FA(フリーエージェント)戦線でニキール・アレクサンダー・ウォーカーとルーク・ケナードを補強。
シクサーズは昨シーズンにイースト13位の24勝58敗へ沈んだことで、プレーオフ連続出場が7シーズンでストップ。もっとも、このチームが低迷した最大の要因は主力のケガにあった。
レギュラーシーズン82試合のうち、ジョエル・エンビードが19試合、ポール・ジョージが41試合、タイリース・マクシーが52試合の出場に終わるなどケガに泣いただけに、彼らが健康体を取り戻せば順位を上げることは確実。
2シーズン連続でプレーオフへ出場中のマジックは、今夏の補強でウイングのデズモンド・ベイン、ガードのタイアス・ジョーンズを補強。モリッツ・ワグナーを1年契約で呼び戻し、大黒柱パオロ・バンケロとは高額の延長契約を結んで戦力を整えた。
ちなみに、今シーズンに“転落しそうなチーム”の質問では、ミルウォーキー・バックスがトップの41ポイント。続いてロサンゼルス・レイカーズ(32ポイント)、ボストン・セルティックスとフェニックス・サンズがそれぞれ28ポイントで上位に入ることとなった。
2025.08.27
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