2025.10.14
現地メディア『ClutchPoints』は10月12日(現地時間11日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツにおける『史上最も偉大な選手トップ10』を発表した。前日にはミネソタ・ティンバーウルブズの同ランキングが公開されているが、移転を繰り返しているネッツはその前身となるチームでプレーした選手も含まれている。
残念ながら現在のネッツに在籍している選手からの選出はなく、現役選手からはケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ/10位)、ブルック・ロペス(ロサンゼルス・クリッパーズ/3位)の2名がランクイン。2008年に前身であるニュージャージー・ネッツへ入団しNBAデビューしたロペスは、2017年までの9年間ネッツの一員としてプレー。今回発表されたトップ10の中で最も在籍年数が長い選手であり、通算1044得点は球団記録トップをマークしている。
トロント・ラプターズでその名を馳せたのち、ニュージャージー・ネッツで5シーズン過ごしたビンス・カーターは7位にランクイン。記事では、「カーターとネッツはポストシーズンこそマイアミ・ヒートに常に阻まれていたが、レギュラーシーズンの82試合は強く、さらに大事なポイントとして見ていてエキサイティングだった」と評されている。
引退した選手からは他に、漫画『スラムダンク』でも言及のあるリック・バリー(9位)やブルックリン移転後のネッツを支えたデロン・ウィリアムズ(8位)、ドラジェン・ペトロビッチ(6位)、デリック・コールマン(5位)、バック・ウィリアムズ(4位)がランクイン。
2位には、1970-80年代のリーグを代表するレジェンドであり、“ドクターJ”の愛称でも知られるジュリアス・アービングが選出された。ABAのニューヨーク・ネッツに在籍した3シーズンの中で2度の優勝を誇ったアービングは、ABAがNBAに吸収されたタイミングでフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍。記事では『アービングがもっと長く在籍していれば、このリストでも間違いなく1位だった』と記されている。
ドクターJを抑えて1位に輝いたのは、現在ダラス・マーベリックスのHC(ヘッドコーチ)を務め、かつてネッツでもHC経験のあるジェイソン・キッド。ニュージャージー・ネッツ在籍時にチームを2度のNBAファイナルへ導いた名ポイントガードは、アシスト、スティール、トリプルダブルの3部門でフランチャイズ記録を保持している。
その長い歴史から、ABA時代を含め多くの選手が選出された同ランキング。ドクターJとキッドのどちらが優れているか、などは特に判断が悩ましいが、ファンそれぞれが各自のオリジナルランキングをつくってみることも一興かも知れない。
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