2024.04.21
4月17日(現地時間16日)、「NBAプレーオフ2024」に向けたプレーイン・トーナメントがスタート。ウェスタン・カンファレンスでは、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズが敵地のスムージー・キング・センターでニューオーリンズ・ペリカンズと対戦した。
レイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、八村、アンソニー・デイビスが先発に名を連ねた。
0-4で始まった試合は激しい点の取り合い。レブロンをベンチに下げてからリードを広げられ、26-34と8点ビハインドで最初の12分間を終えた。
最初の得点を許した第2クォーターだったが、ゲイブ・ビンセント、レブロン、ジャクソン・ヘイズ、ラッセル、トーリアン・プリンスの連続得点で反撃。プレーオフさながらの接戦が繰り広げられると、八村が1点ビハインドで迎えた開始5分30秒に3ポイントシュートを沈めれば、ブランドン・イングラムへの好守も見せた。レブロンを中心に、13-0のランでリードを2ケタに拡大。60-50で試合を折り返した。
前半を終えて、ラッセルが15得点6アシスト、レブロンが15得点4リバウンド4アシスト、デイビスが6得点8リバウンドをマーク。八村は16分25秒のプレータイムで5得点1スティールを挙げた。
第3クォーターは八村がリーブスへのアシストを記録すると、フリースロー、3ポイント、レイアップと多彩なオフェンスで得点を2ケタに。試合を優位に進めたものの、残り1分24秒からザイオン・ウィリアムソン、トレイ・マーフィー三世に連続で得点を与え、7点差まで詰め寄られた。
第4クォーターは徐々に詰め寄られると、試合終了残り5分41秒にホセ・アルバラードに3ポイントを決められて89-91。相手の勢いを止められず、同3分53秒にザイオンに同点のダンクを叩き込まれた。ザイオンがロッカーへ下がった最終盤も一進一退の展開。1点で迎えた同51秒にラッセルが3ポイントを成功させた。
レイカーズが最終スコア110-106で勝利。ウェスタン・カンファレンス7位としてデンバー・ナゲッツとのプレーオフ1回戦に進むことが決まった。
レイカーズにとっては前年のカンファレンス・ファイナルでスイープされた相手との再戦。リベンジに向けた戦いは21日(同20日)から始まる。13得点1リバウンド1アシスト1スティールでペリカンズ戦の勝利に貢献した八村は、自身2年連続、通算3度目のプレーオフに挑む。
なお、ペリカンズはウェスタン・カンファレンス8位の座をかけ、サクラメント・キングスvsゴールデンステイト・ウォリアーズの勝者と対戦する。
■試合結果
ニューオーリンズ・ペリカンズ 106-110 ロサンゼルス・レイカーズ
NOP|34|16|26|30|=106
LAL|26|34|23|27|=110
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