2024.01.26
10月19日(現地時間18日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツはマイアミ・ヒート相手に107-104で勝利し、プレシーズンゲームを2勝2敗で終えた。
4戦連続で先発ポイントガードとして出場したベン・シモンズ(ネッツ)は、約23分をプレーして2得点8リバウンド7アシストで勝利に貢献。今シーズンはスペンサー・ディンウィディーとバックコートを形成し、ミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、ニコラス・クラクストンとともにスターターとしてプレーすることとなる。
昨シーズンのシモンズは、平均26.3分6.9得点6.3リバウンド6.1アシスト1.3スティールにフィールドゴール成功率56.6パーセントを残したとはいえ、背中のケガとそのリハビリのため、オールスターブレイク後を全休していた。
そのため、オーストラリア代表として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場せず、ケガからの回復とコンディショニングに尽力。今シーズンは健康体で迎える見込みとなっている。
そのオーストラリア代表は、ワールドカップでグループフェーズのセカンドラウンドで敗退。決勝トーナメント進出を逃し、大会10位に終わったものの、オセアニア大陸でトップの順位になったことで「2024年パリオリンピック」出場を決めた。
最新版FIBAランキング4位のオーストラリアには、パティ・ミルズ(アトランタ・ホークス)やジョシュ・ギディー(オクラホマシティ・サンダー)、ジョー・イングルズ(オーランド・マジック)、ジョシュ・グリーン、ダンテ・エクサム(いずれもダラス・マーベリックス)といった現役NBA選手がいる。
19日に現地メディア『ESQUIRE』へ公開された記事のなかで、208センチ108キロの超大型ポイントガードはオリンピックへの思いをこう語っていた。
「みんなはきっと『プレーしたくても、お前はオーストラリア人じゃないだろ』って感じだろうね。そのことには笑ってしまう。僕からすれば『分かったよ』って感じさ。僕はいつだって自分のチームを成功させたい。見ていて面白いのは、あのチームがノックアウトされて、みんながそろって『よし、俺たちにはお前が必要だ』ってなったこと」
「僕としては、あのチームの一員でいられたらうれしいね。だって僕はあの国出身選手としてベストプレーヤーの1人だから。僕はリスペクトされることは大好きだ。けど同時に、自分にとってはオリンピックが大事なんだ。(NBAの)シーズンを健康体で乗り切って、オリンピックでプレーしたい。僕はメダルを狙っている。自分の国を代表してあの舞台を経験できれば、それ以上のことなんてないね」
まずは今シーズンを戦い抜くことが優先ながら、オーストラリア代表にシモンズが加われば、サイズやディフェンス面で大きな補強となるに違いない。
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