2024.07.28

スペイン代表のルディ・フェルナンデスが史上最多通算6度目のオリンピック出場

39歳のベテランが快挙[写真]=fiba.basketball
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 7月27日。パリオリンピックの5人制男子バスケットボールの予選ラウンドが幕を開け、グループAの初戦でオーストラリア代表とスペイン代表が激突し、92-80でオーストラリアに軍配が上がった。

 敗れたスペインではメンフィス・グリズリーズに所属するサンティ・アルダマがゲームハイの27得点に5リバウンド2スティールと奮戦。211センチ101キロのビッグマンは、この試合で3ポイントシュートが大当たりで成功率75.0パーセント(6/8)をマーク。

 スペイン代表の選手のうち、オリンピックの舞台で1試合に6本の3ポイントを沈めたのはこの日のアルダマが初となった。

 また、この日ベンチから17分14秒プレーし、1アシスト1スティールを残したルディ・フェルナンデスが、オリンピックで快挙を達成。39歳の大ベテランは、2004年アテネ大会、2008年北京大会、2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会、2020年東京大会(開催は2021年)に続いて6度目のオリンピック出場を飾った。

 通算6度のオリンピック出場は男子バスケットボール選手では新記録。これまでフェルナンデスは5度でアルゼンチン代表のルイス・スコラやブラジル代表のオスカー・シュミット、オーストラリア代表のアンドリュー・ゲイズらと並んで最多タイだった。

 なお、オーストラリアのパティ・ミルズジョー・イングルズもパリ五輪の初戦でプレーし、それぞれ5度目のオリンピック出場を飾っている。

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