2024.07.30
7月27日、パリオリンピック男子バスケットボールの予選グループフェーズがスタッド・ピエール・モーロワ(リール)にて開催され、日本代表(FIBAランキング26位)がドイツ代表(同3位)に77-97で敗れた。
日本バスケットボール協会は、試合後のトム・ホーバスヘッドコーチのコメントを公式サイトを通して伝えている。
第1クォーターを21-28で終えた日本は、第2クォーター残り3分22秒の時点で16点差に突き放される。それでも、渡邊雄太(千葉ジェッツ)の3ポイントシュートを皮切りに、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)の得点で44-52と点差を詰めて試合を折り返した。
ホーバスHCは、「結果は残念ですが、日本のバスケットを見せることはできたと思います。ドイツと戦ったこれまでの2試合(ワールドカップと強化試合)はハーフタイムで大きなリードを奪われましたが、今日は前半を接戦に持ち込めたのはポジティブに捉えています」と最初の20分間の戦いを前向きに振り返った。
しかし、第3クォーターの中盤以降からジリジリと点差を広げられると、61-74で最終クォーターへ突入。日本は再び点差を詰めることはできず、20点差で大会初戦を落とした。
「スタッツ上ではリバウンドも勝っているし、3ポイントのパーセンテージも悪くはないのですが、後半に相手オフェンスを止めることができなかったのが敗因」
そう指揮官が語ったように、チーム全体のリバウンド数では39-36(オフェンスリバウンドは12-5)で日本が上回ると、3ポイントの成功率ではドイツの37.9パーセント(29本中11本成功)に対し、日本も35.3パーセント(34本中12本成功)と善戦。
ところが、2ポイントの成功率では、日本が37.5パーセント(32本中12本成功)なのに対し、ドイツは64.3パーセント(42本中27本成功)を記録。ここで大きな差をつけられた日本は、反撃の糸口を見つけられず、徐々に点差を離される展開となった。
悔しい初戦となったが、ホーバスHCは「次戦のフランス戦はサイズもありますが、チームの目標であるベスト8を達成すべくチャレンジして戦いたいと思います」と語り、予選グループ第2戦へ意気込んだ。
男子日本代表は、30日の第2戦で開催国のフランス代表(同9位)、8月2日の第3戦で世界最終予選を勝ち上がってきたブラジル代表(同12位)との対戦に挑む。
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