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「目標としていた舞台」に立った河村勇輝…敗れたパリ五輪初戦後、自身の反省点に言及

ドイツ戦でオリンピックデビューを飾った河村[写真]=fiba.basketball
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 7月27日、パリオリンピック男子バスケットボールの予選グループフェーズがスタッド・ピエール・モーロワ(リール)にて開催され、日本代表(FIBAランキング26位)がドイツ代表(同3位)に77-97で敗れた。

 日本バスケットボール協会は、試合後の河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)のコメントを公式サイトを通して伝えている。

 先発として25分23秒出場した河村は、11得点1リバウンド7アシスト1スティールをマーク。初の大舞台について「パリオリンピックは自分が目標としていた舞台だったので、コートに立ちプレーできたことはうれしかったです」と素直な心境を明かした。

 その一方で、「しかし、今日のゲームでは簡単なターンオーバーがあったり、ポイントガードとしてゲームコントロールができない時間帯があったのは反省点です」とも話し、自身が犯した5つのターンオーバーについて言及した。

河村は3本の3ポイントと2本のフリースローで11得点を挙げた[写真]=fiba.basketball

 日本は44-52と8点差で試合を折り返すなど、昨年のワールドカップ王者を相手に奮闘。チーム全体のリバウンド数では39-36(オフェンスリバウンドは12-5)で日本が上回ると、3ポイントの成功率ではドイツの37.9パーセント(29本中11本成功)に対し、日本も35.3パーセント(34本中12本成功)と善戦した。

 ところが、2ポイントの成功率では、日本が37.5パーセント(32本中12本成功)なのに対し、ドイツは64.3パーセント(42本中27本成功)と水をあけられる結果に。さらに、チーム全体のターンオーバーでも日本の13本に比べ、ドイツは5本と少なく、最終的に点差を広げられた要因のひとつとなった。

「アリーナには日本のファンもたくさん駆けつけてくれました。そして日本以外の方も僕たちのプレーに拍手してくれるなど応援を感じながらプレーしていました」

 現地の観客を味方につけ、最後まで戦い抜いた男子日本代表だが、次戦の相手は開催国のフランス代表(同9位)。完全なアウェーゲームとなるが、チームの目標である“ベスト8”進出へ向け、再び世界の強豪国に挑む。

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