2024.08.07
7月31日にスタッド・ピエール・モーロワで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技が行われ、グループCではアメリカ代表(FIBAランキング4位)が南スーダン代表(同33位)と対戦した。
大会前の親善試合ではラストプレーでレブロン・ジェイムズのシュートで逆転されるまでリードしていたことで注目を集めた五輪初出場の南スーダン。第1戦では格上のプエルトリコ(同16位)に90-79で歴史的な初勝利をあげたこともあり、この試合も南スーダンの健闘が期待された。
しかし、レブロンのレイアップシュートで先制したアメリカは第1クォーターの序盤は南スーダンと競り合うものの、このクォーターだけで8得点をあげたレブロンを中心に攻勢を強め、26−14とリードを奪った。
第2クォーターに入っても南スーダンにアメリカは流れを渡さない。ベンチメンバーのタイリース・ハリバートンやデリック・ホワイト、バム・アデバヨらも攻防にわたって躍動し、55−36とリードを広げて前半を終えた。
後半に入り、南スーダンに連続得点を奪われ、先にタイムアウトを取ったのはアメリカ。第3クォーターだけでは18−21とされ、なかなかリードを広げられない。それでも優位は変わらず、最終スコア103−86でアメリカが勝利。グループフェーズ2勝目をあげた。
敗れはしたものの、後半だけのスコアでは50−48とアメリカからリードを奪った南スーダンはこれで1勝1敗に。3日後に行われる同じ勝敗のセルビア(同4位)と決勝トーナメント進出をかけて対戦。一方のアメリカはプエルトリコ代表(同16位)と相まみえる。
■オリンピック 男子バスケットボール グループC 試合結果
アメリカ 103-86 南スーダン
USA|28|29|18|30|=103
SSD|14|22|21|29|=86
■予選グループ順位表
<グループC>
1位 2勝0敗+43 アメリカ
2位 1勝1敗+15 セルビア
3位 1勝1敗-6 南スーダン
4位 0勝2敗-52 プエルトリコ
※全12カ国中成績上位8チーム(各組上位2位+3位のなかから上位2チーム)が決勝トーナメント進出
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