2024.08.01

セルビアがプエルトリコに41点差圧勝…ヨキッチがトリプルダブル級の活躍

セルビアをけん引したヨキッチ[写真]=fiba.basketball
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 7月31日にスタッド・ピエール・モーロワで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技が行われ、グループCではセルビア代表(FIBAランキング4位)がプエルトリコ代表(同16位)と対戦した。

 第1戦に敗れたチーム同士の対決は、セルビアが立ち上がりから試合を優位に進める展開に。第1クォーターだけでニコラ・ヨキッチが8リバウンド4アシスト、フィリップ・ペトルセフが10得点と躍動し、第1クォーターを24-12と12点リードで終えることに成功する。

 第2クォーターに入ると、プエルトリコは2本続けて3ポイントを沈めて追い上げを開始。しかし、その後はセルビアがセカンドユニットを中心に再び突き放し、終盤にはコートに戻ったヨキッチが得点を量産。結局52-35とさらに点差が拡大してハーフタイムへ。

 後半に入っても試合のペースは変わらず、セルビアがジリジリと点差を離していく展開。最終的には107-66と点差は41点まで拡大し、圧倒的な内容でセルビアが今大会初勝利を収めた。23分4秒出場したヨキッチは14得点15リバウンド9アシストと、トリプルダブルまであと「1」アシストに迫る活躍ぶりを見せた。

 この試合で戦績を1勝1敗としたセルビアは、3日後に行われるグループフェーズ最終戦で南スーダン代表(同33位)と対戦。2連敗となたプエルトリコは前回大会王者のアメリカ代表(同1位)と対戦する。

■オリンピック 男子バスケットボール グループC 試合結果
プエルトリコ 66-107 セルビア
PIR|12|23|16|15|=66
SRB|24|28|27|28|=107

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