2024.08.15
2012年ロンドン大会以来、12年ぶりの出場となったパリオリンピックで、バスケットボール界の“キング”レブロン・ジェームズは健在だった。
ステフィン・カリー、ケビン・デュラントを筆頭に、超豪華な布陣を送り込んだアメリカ。そのチームを束ねて大会5連覇を飾る立役者となったのは、まぎれもなくレブロンだった。
8月11日(現地時間10日)の決勝戦でも、39歳の大ベテランはフランス代表を相手に両チーム最多の32分29秒もコートに立ち、14得点6リバウンド10アシスト2スティールをマーク。
全6試合で2ケタ得点を残し、準決勝のセルビア代表戦では通算2度目のトリプルダブル(16得点12リバウンド10アシスト)を達成した男は、大会平均24.5分14.2得点6.8リバウンド8.5アシスト1.3スティールにフィールドゴール成功率66.0パーセントを残して大会MVPにも選出。
⭐️ THE MVP OF #Paris2024 Men's #Basketball ⭐️
LeBron James, United States of America 🇺🇸 👑 pic.twitter.com/7S6UWxvNPq
— FIBA (@FIBA) August 10, 2024
大会ベスト5に相当するオールスター5にも選ばれたレブロンは、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)と並んで歴代2位タイの3つ目の金メダルを手にし、オリンピック通算344得点でもデュラント(503得点)に次いで歴代2位に入った。
今年の年末に40歳を迎えるとはいえ、レブロンの影響力は多方面に渡るものだった。ゲームコントロールからアンストッパブルなドライブ、観客を沸かせる華やかなパスさばき、力強いリバウンド、強烈なダンクなどでアメリカを引っ張り、自身のバスケットボールキャリアに“オリンピックMVP”という新たな称号を加えた。
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