2023.06.24

U19ワールドカップのパワーランキングが公開…前回大会のリベンジを狙う日本は10位にランクイン

ワールドカップへの強化合宿に臨んでいたU19日本代表[写真]=伊藤大允
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 現地時間6月24日から7月2日にハンガリー・デブレツェンで行われる「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023」。開催に先立ち、FIBAは6月22日に現時点でのパワーランキングを発表した。

 1位に輝いたのは、大会最多優勝(8度)を誇るバスケットボール大国のアメリカ(FIBAランキング1位)。前回大会の「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2021」では決勝でフランスを83-81で破り、2019年大会に続くチャンピオンをつかんだ。世代別での代表経験を持つ選手、世界大会デビューとなる選手が入り混じっているが、今大会も優勝の最有力候補とされている。

 2位につけたのは、こちらも世界屈指の強豪として知られるスペイン(同2位)。昨年の「FIBA U18ヨーロッパ選手権大会2022」では見事優勝を飾っており、当時のメンバーの多くが今大会にもロスター入りしている。U19ワールドカップで王座にたどり着いたのは1999年大会の1回のみだが、約20年ぶりの金メダル獲得を実現することはかなうだろうか。

「FIBA U18ヨーロッパ選手権大会2022」決勝でスペインと激闘を繰り広げたトルコ(同8位)は、3位に入った。フランス(同4位)、セルビア(同6位)などの強豪国を押しのけての高評価となったが、FIBAはロスターのバランスが優れていると指摘。ガードとビッグマンの層が厚く、決して無視できないチームであるとコメントしている。

 最下位に終わった前回大会のリベンジを狙う日本(同31位)は、10位にランクイン。国際大会での経験豊富なアレハンドロ・マルチネスヘッドコーチに加え、ジェイコブス晶川島悠翔、岡田大河など、優秀なタレントが揃っている。ラウンドオブ16では強豪・アルゼンチンと激突する可能性が高いと予想しつつ、初のベスト8進出も不思議ではないとFIBAも躍進を期待しているようだ。

 そのほか、アジア地域では中国(同27位)が12位、韓国(同29位)が16位につけている。

■FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023 パワーランキング
1位:アメリカ
2位:スペイン
3位:トルコ
4位:フランス
5位:ブラジル
6位:カナダ
7位:セルビア
8位:アルゼンチン
9位:スロベニア
10位:日本
11位:マダガスカル
12位:中国
13位:エジプト
14位:レバノン
15位:ハンガリー
16位:韓国