2023.09.02
8月25日、日本とフィリピンとインドネシアの3カ国で共催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開幕。日本代表と1次ラウンド3戦目で対戦するオーストラリア代表(FIBAランキング3位)が、98-72でフィンランド代表(同24位)を下し、決勝トーナメント進出へ前進した。
日本のファンも多数見守るなか行われた沖縄アリーナでの開幕戦は、立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられる一進一退の展開となり、前評判では格下と見られていたフィンランドが21-17とリードして第1クォーターを終える。
それでも、東京オリンピック銅メダリストのオーストラリアは、一時8点差を付けられながらも第2クォーター終盤にジョシュ・ギディー(NBAオクラホマシティ・サンダー)、ジョー・イングルズ(NBAオーランド・マジック)らを中心にスコアを伸ばし逆転。ハーフタイム明けの第3クォーターは立て続けにダンクシュートを決めるなど完全に主導権を奪い返し、最後は26点差をつける快勝で白星発進した。
個人スタッツでは、オーストラリアのパティ・ミルズ(NBAアトランタ・ホークス)が最多25得点を挙げ、ギディーは14得点9リバウンド8アシストでトリプルダブルに迫る大活躍。Bリーグの島根スサノオマジックに所属するニック・ケイは20分の出場で4得点1リバウンド2アシストだった。
一方、フィンランドはエースのラウリ・マルカネン(NBAユタ・ジャズ)が19得点8リバウンドと気を吐いたものの、最後は突き放される形で黒星スタート。0勝1敗で27日の1次ラウンド2戦目・日本戦に臨むことになった。
■『FIBA ワールドカップ 2023』
<1次ラウンド グループE・沖縄>
フィンランド 72-98 オーストラリア
FIN|21|19|14|18|=72
AUS|17|28|25|28|=98
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