2023.09.01

バスケW杯スロベニアが準々決勝進出…日本に立ちはだかったオーストラリアは2次R敗退

ドンチッチ擁するスロベニアが無傷の4連勝ドンチッチ[写真]=伊藤大允
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 9月1日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」2次ラウンド・グループKの初戦が行われ、スロベニア代表(FIBAランキング7位)が91-80でオーストラリア代表(同3位)に勝利した。

 第1クォーターは素早いパスワークをみせたスロベニアが主導権を握り、マイク・トビーが11得点を挙げるなど効率よく得点。1次ラウンドを3連勝で勝ち上がってきたスロベニアが28-18と好スタートをきった。第2クォーターは、ルカ・ドンチッチがファウルトラブルに陥りながらも、スロベニアはベンチメンバーが加点し、前半2クォーターを終えて9点リード。

 追いかけるオーストラリアは、前半14得点を挙げたパティ・ミルズに加えて、ジョシュ・ギディーが第3クォーターだけで13得点と大暴れ。最大14点あったビハインドを4点差として迎えた最終第4クォーターも、勢いに乗るギディーの得点からスコアが動いたものの、勝負の同クォーター中盤にターンオーバーを連発。

 最後は試合を優位に進めてきたスロベニアが11点差をつけて、試合を締めくくった。

 個人スタッツでは、前半のスロベニアをけん引したトビーが最多18得点12リバウンドでダブルダブル。ドンチッチは4つのファウルを抱えながら、28分54秒の出場で20得点7リバウンド6アシストをマークした。オーストラリアは次世代スターのギディーがゲームハイの25得点、ミルズが17得点で続き、最後まで反撃の姿勢を見せたが及ばなかった。

 2次ラウンドの中でも強豪揃いのグループKは、この日の試合前時点で3勝0敗だったドイツ(1次ラウンドE1位)とスロベニア(同F1位)が勝利し、ともに準々決勝進出決定。日本代表が89-109で敗れたオーストラリア(同E2位)とジョージア(同F2位)は2勝2敗となり、3日の試合を前に2次ラウンド敗退が決まった。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」2次ラウンド グループK(@沖縄)試合結果
スロベニア代表 91-80 オーストラリア代表
SLO|28|21|17|25|=91
AUS|18|22|22|18|=80

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