「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は9月5日より決勝トーナメントが始まる。

　決勝トーナメントからは15000人を収容できるフィリピンのモール・オブ・アジア・アリーナで集中開催。1次ラウンド、2次ラウンドを勝ち上がった8カ国がマニラに集結し、頂点を目指す。

　今大会の決勝トーナメントは、前回大会優勝のスペイン代表（FIBAランキング1位）が2次ラウンド敗退のため不在。決勝を戦ったアルゼンチン代表（同4位）は大会の出場権を逃したほか、フランス代表（同5位）は1次ラウンドで、オーストラリア代表（同3位）も2次ラウンドで姿を消し、前回大会のベスト4が“全滅”した。

　決勝トーナメント準々決勝の対戦カードはイタリア代表（同10位）vsアメリカ代表（同2位）、ドイツ代表（同11位）vsラトビア代表（同29位）、リトアニア代表（同8位）vsセルビア代表（同6位）、カナダ代表（同15位）vsスロベニア代表（同7位）の4試合。2つの枠があるヨーロッパ勢は「2024年パリオリンピック」の出場権獲得に向けても重要な戦いになる。

　前回大会のベスト4不在が示すように、今大会は波乱が目立つ。2次ラウンドで最終戦でアメリカを破ったリトアニア、“死のグループ”を突破したドイツの2カ国は5連勝中と勢い十分。はたしてどの国が優勝を飾るのか。5日、6日に準々決勝、7日に5－8位決定戦、8日に準決勝、9日に5－6位決定戦、7－8位決定戦、10日に決勝、3位決定戦が行われる。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」決勝トーナメント 試合日程
・9月5日
17：45〜　リトアニアvsセルビア
21：40〜　イタリアvsアメリカ

・9月6日
17：45〜　ドイツvsラトビア
21：30〜　カナダvsスロベニア

・9月7日
（イタリアvsアメリカの敗者）vs（ドイツvsラトビアの敗者）
（リトアニアvsセルビアの敗者）vs（カナダvsスロベニアの敗者）

・9月8日
（イタリアvsアメリカの勝者）vs（ドイツvsラトビアの勝者）
（リトアニアvsセルビアの勝者）vs（カナダvsスロベニアの勝者）

・9月9日
5－6位決定戦
7－8位決定戦

・9月10日
決勝
3位決定戦