2023.09.03

バスケW杯リトアニアがアメリカ撃破…優勝候補下し2次R首位でベスト8進出

1次Rから無傷の5連勝で準々決勝に進出したリトアニア[写真]=fiba.basketball
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 9月3日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」2次ラウンド・グループJの最終戦が行われ、すでに準々決勝進出を決めているアメリカ代表(FIBAランキング2位)とリトアニア代表(同8位)が対戦した。

 第1クォーターから長距離砲が当たり31-12と主導権を握ったリトアニアは、優勝候補筆頭のアメリカを相手にインサイドの制空権も手にし、前半2クォーター終わって54-37と大量リード。フィジカルのみならず、3ポイント成功率75%(9/12本)という抜群のシュート精度で試合を優位に進めた。

 しかし、ハーフタイム明けの第3クォーターは、アメリカが相手のファウルも誘いながら流れを掴み、立ち上がり4分で13-2のランをみせ猛追。71-65のリトアニア5点リードで突入した最終第4クォーターは、ハイペースな点の取り合いとなるなか、リトアニアがタフショットも沈めリードをキープ。最後はリトアニアがプレッシャーをかいくぐり、110-104でアメリカに土をつけた。

 2010年の3位がワールドカップ最高位のリトアニアは、NBAオールスターのドマンタス・サボニスを欠く布陣ながら、タダス・セデケルシュキシュが11得点11リバウンドのダブルダブル、ベンチメンバーのバイダシュ・カリンイアウシュカシュ、ミンダウガス・クズミンスカスら、合計7人が2ケタ得点をマーク。NBAニューオーリンズ・ペリカンズのヨナス・バランチュナスも12得点7リバウンドと奮闘した。

 アメリカは今大会のMVP候補にも挙げられていたアンソニー・エドワーズが最多35得点と存在感を示したが、リバウンドで苦戦し今大会初黒星。

 1次ラウンドから無傷の5連勝のリトアニアは2次ラウンド・グループJを首位突破し、準々決勝でグループIの2位・セルビア(同6位)と対戦。グループJ・2位通過となったアメリカは、グループIの1位・イタリア(同10位)と対戦することが決まった。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」2次ラウンド グループJ(@沖縄)試合結果
アメリカ代表 104-110 リトアニア代表
USA|12|25|28|39|=104
LTU|31|23|17|39|=110

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