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『B MY HERO!』
NBAキャリア9年を誇る32歳のジョナス・ジェレブコは、今夏大きな決断を下した。
2009年のドラフト2巡目全体39位でデトロイト・ピストンズから指名されたスウェーデン出身のジェレブコは、これまでのキャリアでピストンズ、ボストン・セルティックス、ユタ・ジャズに所属し、昨季はゴールデンステイト・ウォリアーズでプレー。
208センチ104キロのジェレブコは、通算635試合(うち先発は119試合)に出場し、平均17.8分6.2得点4.0リバウンド0.8アシストを記録していたのだが、今夏ユーロリーグのヒムキ・モスクワ(ロシア)へと移籍し、NBAから離れることとなった。
NBAキャリアで3ポイント成功率36.3パーセント、フリースロー成功率77.0パーセントとシュート力を持ち味とするビッグマンは、自身が下した決断に対して誇りを持っているという。
9月5日(現地時間4日)に『Eurohoops.net』へ掲載された記事の中で、ジェレブコは「僕はいい感じさ。毎年向上していると思ってる。それにユーロリーグも成長を見せている」と新たなチャレンジに対してポジティブな姿勢を見せていた。
さらに、「僕はユーロリーグに所属する多くのチームが、いくつかのNBAチームを倒すことができると思っている」と高評価。自身のプレーについては「僕のゲームはうまく移行することができていると思うよ。僕はシュートできるし、パスもできるしリバウンドも奪うことができる。僕は(新天地で)自分のチームが勝利できるようにトライしていくだけさ」とジェレブコは言う。
NBAからユーロリーグへ、あるはユーロリーグからNBAへと移籍する選手は毎年おり、ジェレブコはキャリアの新たなチャプターとしてロシアのチームへ移籍することを決断した。
現在、中国で「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」が行われており、32の国と地域が戦っているのだが、ユーロリーグに所属している選手たちが活躍するシーンも数多く、コート上でインパクトを放っている。
今後、NBAチームやユーロリーグのチームなど、世界の強豪チームによる世界一決定戦がサッカーのように定期的に開催されることがあれば、注目を集めるに違いない。