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終盤の激闘を制して優勝を果たしたアルゼンチン［写真］＝fiba.com
9月12日（現地時間11日）、「FIBAアメリカップ2022」の決勝が開催され、アルゼンチン代表がブラジル代表と対戦した。
準決勝で前回王者のアメリカ代表を破ったアルゼンチンは、第1クォーターを26－14で終えると、第2クォーター途中には一時最大15点のリードを奪うなど、試合を有利に進める。
しかし、後半ではブラジルの反撃を受け、第4クォーター残り3分36秒には逆転を許してしまう。アルゼンチンはガブリエル・デックがフリースローを決めてリードを奪い返すが、直後にブラジルの3ポイントが決まり、再び2点を追いかける展開に。
それでも、アルゼンチンはファクンド・カンパッソがビハインドバックパスで味方のダンクを演出し、同点とすると、デックが試合残り17秒の土壇場で勝ち越しのレイアップをねじ込むことに成功。最後はブラジルの3ポイントを守り切り、アルゼンチンが75－73で優勝を果たした。
昨シーズンまでデンバー・ナゲッツでプレーした司令塔のカンパッソは、オールスター5に選出された［写真］＝fiba.com
接戦を制したアルゼンチンは、デックが20得点7リバウンド、カンパッソが13得点4リバウンド5アシストをマークし、2011年大会以来の栄冠を手にした。
平均21.2得点を挙げて今大会の得点王となったデックは、MVPも受賞した［写真］＝fiba.com
また、同日に行われた3位決定戦ではアメリカがカナダ代表と対戦。後半に試合の流れをつかんだアメリカが、84－80で接戦を制して銅メダルを獲得した。
■試合結果
【決勝】
ブラジル 73－75 アルゼンチン
BRA｜14｜24｜22｜13｜＝73
ARG｜26｜22｜19｜8｜＝75
【3位決定戦】
カナダ 80－84 アメリカ
CAN｜16｜20｜21｜23｜＝80
USA｜15｜14｜25｜30｜＝84
