2025.09.13

ヤニスを12得点に封じたトルコが24年ぶりの決勝へ…シェングンがダブルダブルの活躍

ユーロバスケット準決勝でヤニス(左)とシェングン(右)が激突した[写真]=fiba.basketball
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 日本時間9月13日の3時にスタートした「FIBAユーロバスケット2025」の準決勝第2試合は、トルコ代表ギリシャ代表を相手に一度もリードを許さない展開へ持ち込み、最大30点差をつけて最終スコア94-68で完勝した。

 2001年以来、24年ぶりの決勝進出を飾ったトルコは、ビッグマンのアエジャン・オスマニが3ポイントシュート成功率75.0パーセント(6/8)の大当たりでゲームハイの28得点に6リバウンド2アシスト2スティールと大活躍。

 さらにポーランド代表との準々決勝で足首を負傷していたジェド・オスマンが33分56秒プレーして17得点3リバウンド3アシスト2スティール、アルペレン・シェングンヒューストン・ロケッツ)が15得点12リバウンドのダブルダブルに6アシスト2スティール、シェーン・ラーキンが14得点5アシストで続いた。

 この試合を迎える前の時点で、ギリシャの大黒柱ヤニス・アデトクンボミルウォーキー・バックス)は大会2位の平均29.8得点を残していたのだが、準決勝ではフィールドゴール成功率46.2パーセント(6/13)のわずか12得点に。

 12リバウンド5アシスト2ブロックを残したとはいえ、今大会ワースト得点に終わったヤニスについて、シェングンは試合後にこう話していた。

「彼にはアエジャンをつけて、他のみんなができる限りヘルプにいった。アエジャンが最高の仕事をしてくれたよ。彼は素晴らしい選手ではあるけど、最高のパサーというわけじゃない。だから、僕らはヘルプして、ペイントを塞ぐように跳ぼうと努めたんだ」

 今年のユーロバスケット決勝は、日本時間15日の3時に開始予定。ここまで無傷の8戦全勝を誇るトルコ代表とドイツ代表による頂上決戦だけに、必見のゲームとなるに違いない。

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