【北海道vs大阪】ニュービル擁する大阪を迎え撃つ北海道、粘りのディフェンスで勝利を呼び込みたい

小沼克年

フリーライター

レバンガ北海道

2021.12.11 14:05 T.O.
試合終了
北海きたえーる

大阪エヴェッサ

■レバンガ北海道 vs 大阪エヴェッサ（＠北海きたえーる）
第1戦：12月11日14時5分第2戦：12月12日14時5分

　第10節という1つの区切りを迎える今節のB1リーグ。北海道きたえーるでは、地区は違うが7勝9敗で並ぶレバンガ北海道と大阪エヴェッサが相まみえる。昨シーズンの対戦成績は1勝1敗。今回、果たして勝敗の行方はいかに。

　前節もホームで戦った北海道は、横浜ビー・コルセアーズとの2日間の熱戦を制した。第1戦は4点ビハインドで迎えた最後の10分間で逆転し、74－69で勝利。チーム全体で23本獲得したフリースローを22本得点につなげたことも大きな勝因となった。翌日は第2クォーターで25－5、第3クォーターは17－34と落差のある展開となったが、橋本竜馬の21得点、牧全の3ポイントシュートも光り3点差で試合をモノにした。

　前節、広島ドラゴンフライズをホームに迎えた大阪も、2戦連続で競った試合となった。初戦は相手の3ポイントがわずか1本成功のみの成功率5.6パーセントに留まり、攻撃ではディージェイ・ニュービルとアイラ・ブラウンが20得点オーバーの活躍で白星獲得。しかし、第2戦では前半で背負った12点ビハインドを跳ね返せず、83－87でタイムアップ。広島に30本ものフリースローを与えてしまったことが悔やまれる内容となった。

　昨シーズンの2連戦では、ニュービルに計46得点を許した北海道。4連勝への近道は、同選手へのディフェンスがカギを握るのは間違いないだろう。また。現在までに積み上げた7勝はいずれも相手を70点台以下に抑えて勝利しているだけに、引き続き気迫を前面に出したチームディフェンスで白星を伸ばしたい。

文＝小沼克年

■ロスター
・北海道（HC：佐古賢一）
橋本竜馬
 ナナーダニエル弾
 牧全
 寺園脩斗
 ダニエル・ミラー
 中野司
 桜井良太
 玉木祥護
 山口颯斗
 ショーン・ロング
 デモン・ブルックス
 葛原大智