2021.12.07

「この悲しみを表現する言葉はありません」…ステヴァン・イェロヴァツの訃報に接して三遠HCがコメント

2020-21シーズン三遠でプレーし、先日脳卒中のため他界したイェロヴァツ[写真]=B.LEAGUE
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 三遠ネオフェニックスは7日、昨シーズン所属したステヴァン・イェロヴァツの訃報に接し、ブラニスラフ・ヴィチェンティッチヘッドコーチとクラブのコメントを発表した。

 セルビア出身のイェロヴァツは、2005年に地元・セルビアでプロデビューし、トルコやイタリアなどを経て2020年に三遠ネオフェニックスへ入団した。2020-21シーズンは52試合の出場で980得点(平均18.9得点)464リバウンド(同8.9リバウンド)を記録したが、シーズン終了後に退団。今シーズンはギリシャでプレーしていたが、今月5日に脳卒中のため他界した。

 同クラブは「32歳という若さで旅立ってしまったことがいまだに信じられません。またいつか会う時まで、元気でプレーを続けてくれると思っていただけに、ただ悔しさと喪失感しかありません。イェルカとご家族に私たちの思いが届いてくれることを切に願っております。安らかなご永眠を心よりお祈り申し上げます」とコメント。

 また、同選手と同じくセルビア出身のヴィチェンティッチHCは、以下のとおりコメントしている。

「大きな悲しみと大きな喪失感を感じています。未だに信じられません。プレーヤーであり、友人でもある彼を失ったのです。彼がどんな選手だったかは、彼を見た人ならおわかりになると思います。彼は素晴らしい人で、優しくて、ポジティブなエネルギーに満ちていました。

私の心と魂には大きな傷跡が残ります。この悲しみを表現する言葉はありません。彼のご家族に哀悼の意を表したいと思います。イェルカ、安らかに眠ってください」

 なお、三遠は12月11・12日に豊橋市総合体育館で行われる千葉ジェッツ戦で追悼セレモニーを行うという。

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