2021.12.16

【京都vs北海道】京都に連敗ストップの予感…激しいディフェンスと全員攻撃で北海道撃破なるか

フリーライター

京都ハンナリーズ vs レバンガ北海道(@京都市体育館)
第1戦:12月18日18時5分 第2戦:12月19日14時5分

 前節、連敗ストップを予感させた京都ハンナリーズ。今節はバイウィーク明け好調の東地区8位レバンガ北海道と対戦する。

 西地区最下位の京都は前節、琉球ゴールデンキングス戦に敗れて連敗が16に伸びた。しかし、前々節の大敗から一転し、インサイドへ人数をかけたディフェンスで対抗。ミスも誘って第3クォーターまで接戦に持ち込んだ。オフェンスではボールを回してチームで崩し、出場8選手中7選手が得点をあげた。最終的には球際の攻防で競り負けたが、チームワーストの連敗記録ストップへ弾みはついた。

 一方、レバンガ北海道はバイウィーク明け4勝1敗と白星が先行中だ。チームディフェンスが機能し、70点台の攻防に持ち込む粘り強さが目立つ。前節、攻撃的な茨城ロボッツとの対戦はハイスコアゲームになったものの、ショーン・ロングにボールを集めて逆転勝ち。デモン・ブルックスとともに攻撃を引っ張るビックマンは第4クォーターだけで13得点をマークしたほか、ルーズボールに飛び込んで速攻のきっかけを生み出す好プレーも見せた。

 今節の見どころは、中2日で迎える試合で京都が北海道のロングを止められか。インサイドで強さがあるだけに、ダブルチームを仕掛けるなど琉球戦のように複数人で分厚く守りたいところ。移籍後、初の古巣戦となる内田旦人は出場機会をつかみたいところだ。

 対する北海道はロングを起点にボールを回し、京都のディフェンスを揺さぶりたい。山口颯斗やブルックスらの3ポイントシュート、寺園脩斗のドライブなど内外から攻撃を仕掛けて連勝を狙う。

文=大橋裕之

■ロスター
・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
マイケル・クレイグ
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン ※インジュアリーリスト

・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智

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